アジを使った料理作り体験
八幡浜の小学校で「魚食教育講座」始まる
2018年6月12日(火)(愛媛新聞)

新鮮なアジの三枚おろしに挑戦する児童ら

新鮮なアジの三枚おろしに挑戦する児童ら
魚のまち・八幡浜の魚食文化を小学生に継承する「魚食教育講座」が11日、愛媛県八幡浜市沖新田の市営魚市場で始まり、川上小学校(同市川上町川名津)の5年生6人がアジを使った料理作りを体験した。
児童は、水揚げされたばかりのアジの三枚おろしに挑戦。シーフードマイスターの城戸稔さん(49)から「包丁の上に人さし指を添え、骨と身の間に切り込みを入れて」とこつを教わり、真剣な表情でさばいた。
三枚におろした後は塩こしょうで味付けし、ムニエルに調理。女子児童(10)は「魚をさばいたのは初めてで緊張したけど楽しかった。いろんな調理方法を知ったので、家でもやってみたい」と笑顔で話していた。
講座は、地元の魚に関心を持ってもらおうと市が2014年度から市内の小学5年生を対象に実施し、18年度は11小学校で開く予定。