発信!伊予農高生徒会
校外練習で実績重ね 女子卓球部
2018年6月9日(土)(愛媛新聞)



「笑顔を忘れず」をモットーに精進する伊予農業高女子卓球部

「笑顔を忘れず」をモットーに精進する伊予農業高女子卓球部
20年前、部員わずか2人でスタートした伊予農業高女子卓球部。2年後、新入生が入部して団体戦に参戦、県総体に駒を進めた。
現在部員は15人。今年の全国選抜大会にはシングルスで田中杏奈主将(17)が、同校として13年ぶり2度目の出場。県総体は団体で昨年3位、今年は初の準優勝と躍進した。四国大会には3年連続出場となり実績を積む。
昨年度、旧体育館が取り壊され、今は主に校外での練習を余儀なくされるが、効率のよい方法を工夫。通常練習に加え、希望者は平日で3時間、休日4時間の居残り練習もこなす。
「どんな時も心に笑顔を」が合言葉。顧問の戸田明男教諭(54)のもと、学年を超えて仲が良い。ユニホームや練習着のTシャツのデザイン、部旗、ハチマキは顧問の手作り。おそろいの服装で士気を高めている。モットーは「自信・我慢・感謝」。大会で、準備や後片付けを率先して行う。感謝の一例だ。
田中主将は「目標は全国大会。今年あと一歩だったが、団体、個人の全種目で四国大会出場は果たせた。ベスト4に」と張り切る。
【目線】
【生徒会】
同じ高校生が頑張る姿を知ることができた。勝つためだけでなく、感謝の気持ちを忘れないことは大切だと思った。私も仲間と何かを成し遂げたり、感謝の心を持って生活したい。(A)
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タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。