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残留争い脱却を目指す

愛媛FC間瀬監督解任、生え抜き2トップが再建へ

2018年5月16日(水)(愛媛新聞)

村上忠社長(左)、児玉雄一強化部長(右)と就任会見に臨み、巻き返しを誓う川井健太新監督=15日、松山市菅沢町

村上忠社長(左)、児玉雄一強化部長(右)と就任会見に臨み、巻き返しを誓う川井健太新監督=15日、松山市菅沢町

 愛媛FCが15日、成績不振を理由に間瀬秀一監督(44)を解任した。新監督にはU―18(18歳以下)監督の川井健太氏(36)を起用。生え抜きの指導者を迎えて残留争いからの脱却を目指すが、現状は20位の成績通りに課題が山積する。危機的な難局を乗り越えるため、クラブ全体のあり方を考える時期にも来ている。

 

 間瀬氏は就任1年目の昨季、堅守を売りとしてきたチームに攻撃力を植え付けることに成功。前半戦21試合のうち10試合で2得点以上を挙げ、一時はJ1昇格プレーオフ進出圏内の6位につけた。だが、次第にチームの意識が攻撃に偏重。守備にほころびが生まれ、後半戦の21試合では40失点を記録した。

 今季は守備再建を掲げたが、始動後から故障者が続出。「公式戦をこなしながら成長していくしかない」(間瀬氏)状況で迎えた開幕からの4連敗で、一気に残留争いを意識せざるを得なくなった。

 その後は修正に集中的に取り組み、失点を抑えられるようにはなったが、消極的な試合運びに選手からは不満が漏れ、間瀬氏は求心力を失っていく。クラブも降格圏に沈む状況に危機感を募らせ、4日の練習後にフロントと指導陣が長時間のミーティングを行うなど、現場は慌ただしさを増していた。

 新監督の川井氏は、生え抜きのS級ライセンス保持者として、将来的なトップチーム監督就任が期待されていた。ただ、村上忠社長が「もう少しいい状態でバトンを渡したかった」と明かしたように、大切に育てた上で起用することが本来の狙いだった。

 とっておきの人材を出すタイミングとして「一番難しい状態」(川井氏)なのは間違いない。決断が功を奏するかどうかは、川井氏の手腕に加え、クラブがどこまでサポートできるかも鍵になる。

 昨季は夏の移籍市場で補強ができなかったことも、後半戦失速の要因となった。「幹の部分」(児玉雄一強化部長)と言える主力選手も、毎年のように引き抜かれている。

 観客数が低迷し、J2でも下位の財務面を含め、クラブ全体の改革を同時に進めなければ、根本的な問題は解決しない。川井氏とともに、ヘッドコーチに西条市出身の青野大介氏(38)が就任する。困難な役割を請け負った「生え抜きの2トップ」を、どこまで支えられるか。フロントの覚悟も求められる。

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