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夢は海外砂漠レースV

「げた」でサハラ走破 松山の清水さん 遍路姿で70時間240キロ

2018年5月13日(日)(愛媛新聞)

「本当に楽しくて、いい経験ができた」と語る清水さん。両手に持っているのは相棒のげたと特別賞の盾

「本当に楽しくて、いい経験ができた」と語る清水さん。両手に持っているのは相棒のげたと特別賞の盾

広大なサハラ砂漠を進み続けるレースの様子(提供写真)

広大なサハラ砂漠を進み続けるレースの様子(提供写真)

「本当に楽しくて、いい経験ができた」と語る清水さん。両手に持っているのは相棒のげたと特別賞の盾

「本当に楽しくて、いい経験ができた」と語る清水さん。両手に持っているのは相棒のげたと特別賞の盾

広大なサハラ砂漠を進み続けるレースの様子(提供写真)

広大なサハラ砂漠を進み続けるレースの様子(提供写真)

 愛媛マラソンなど数々のレースにげたで挑んでいる松山市中島大浦の農業清水雄矢さん(38)が4月、モロッコ・サハラ砂漠が舞台のアドベンチャーマラソン「サハラマラソン」に挑戦。世界で最も過酷と言われる約240キロを、げたと遍路姿で走破し、特別賞を受賞した。

 サハラマラソンは7日間かけて猛暑の大地を駆けるレース。主催者が宿営地を設定、水とテントは用意されるが、食料や寝袋などはランナーが背負って運ばなければならない。清水さんによると、今年は1014人(日本人21人)が出走、934人が完走した。

 初マラソン(2011年、東京)を夏目漱石の小説の主人公「坊っちゃん」姿で走って以来、仮装ランナーとなった清水さんは、今回も自身のスタイルを貫徹。内子町の宮部木履工場が作るげたに、暑さ対策で足袋を履いて挑んだ。

 砂丘や岩石が転がるコースを「時速4キロで毎日10~11時間、走るというよりひたすら歩いた」と清水さん。高低差もあり、どうにかバランスを取るげたの歯はどんどんちびて、2足を履きつぶした。夜通し走る日は、ヘッドライトを頼りに足元に意識を集中させ、満天の星を見る余裕もなかったという。

 「周りの人が楽しんでくれるのがうれしい」と続けてきた仮装。一風変わった日本人に対し、外国人選手は当初「クレイジー」と評していたが、いつしか「アメージング(すごい)」に変わり、写真や握手を求められた。「称賛されても完走しないとただのばか。ゴールできて感動というより正直ほっとした」

 タイムは70時間8分。ちなみに1位の選手は19時間35分だったという。

 今年は富士登山競走(山梨県)や歩き遍路にげたで臨む予定。ゆくゆくは海外の砂漠レース制覇が目標だ。「靴でマラソンを走ったこともないし、走ろうとも思わない。声援に応えたいから、もう普通の格好で走るのは無理ですね」と清水さん。「じじいになっても変なことにチャレンジし続けたい」と誓っている。

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