宇和島
岩松川などにアユの稚魚放流
2018年5月1日(火)(愛媛新聞)

アユの稚魚を岩松川に放流する子どもと岩松川漁協関係者

アユの稚魚を岩松川に放流する子どもと岩松川漁協関係者
6月1日のアユ漁解禁を前に、宇和島市津島町岩松の岩松川漁協は28日、付近を流れる岩松川と支流計の6カ所にアユの稚魚約1万5千匹を放流した。
50年以上続く恒例行事。稚魚は体長約10センチの県内産で、昨年秋から大洲市内で育てられた。6月には15センチほどになる。
岩松の岩松橋付近では、組合員ら約10人がトラックの水槽に入ったアユをホースやバケツで次々に放し、川に入ったアユは元気に泳ぎ回っていた。近くで遊んでいた小学生も飛び入り参加。児童(8)は「元気そうに泳いでた。大きく育ってほしい」とほほ笑んだ。
小山欽也組合長(75)は「降水も安定しておりコケも育っている。解禁までに大きく育ってくれるだろう」と話した。