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国体後の施設有効活用

西条・丹原高 県内初クライミング部 初心者含む4人始動

2018年4月22日(日)(愛媛新聞)

ボルダリング壁の前でガッツポーズをする丹原高校スポーツクライミング部の4人=17日午後、西条市氷見の石鎚クライミングパークSAIJO

ボルダリング壁の前でガッツポーズをする丹原高校スポーツクライミング部の4人=17日午後、西条市氷見の石鎚クライミングパークSAIJO

 西条市の丹原高校に今春、県内初のスポーツクライミング部が誕生した。1年生の男子4人が入部し、愛媛国体のクライミング競技会場として市が整備した「石鎚クライミングパークSAIJO」(同市氷見)などを拠点に練習に励んでいる。「楽しみながら強くなる」を合言葉に、国体出場の夢を追い始めた。

 県教育委員会によると、県内の高校の所属で大会に出場する選手はいるが、公式の部活動はこれまでなかった。市がクライミングパークの活用促進を模索していたところ、新しい部活を立ち上げようとしていた丹原高が手を挙げた。

 部員がそろって初めての練習があった17日。真っ先に登り始めた主将の加地未来さん(15)は「上達が実感できるのがうれしくて、毎日ジムに通うほどのめり込んでいた」と、競技に出合った昨年の夏を振り返った。部の新設の話を耳にし、四国中央市の自宅から電車で約1時間かかる丹原高への進学を迷わず決めたという。

 東京五輪の正式種目として注目度が高まる中、興味を持ったという初心者の2人もルールを確認し、すぐに壁へ向かった。悩みながらも、最も簡単なコースを難なく登りきり笑顔をみせた。

 学校側は校内に幅1・8メートル、高さ3メートルの簡易式の壁2組を整備した。課題だった指導面は、国体出場経験を持つ松本雄太郎さん(29)が引き受けた。愛媛大フリークライミング部の出身で、今春から市職員として働く。市山岳協会の藤村和久さんもサポートする。

 当面の目標は高校生の公式大会である国体や高校生選手権だ。愛媛国体に向けた選手育成の成果もあり、県内のジュニア選手の成長は著しく、全国大会の上位入賞者もいる。松本さんは「高校から始めた強い選手もいる。いずれは全国や世界で活躍する選手、その先には五輪選手を出したい」と展望を語る。

 市内では2015年設立の「市クライミングクラブ」で小中高校生ら約20人が活動しており、同世代と競技に打ち込める環境にある。加地さんは「国体出場を目指して部の仲間と強くなっていきたい」と力を込めた。

 

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