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退院後の受け皿へ

精神障害者 地域で共に バリアフリーGH開設

2018年4月16日(月)(愛媛新聞)

グループホーム「みなも」の夕食時、食堂に笑顔で集まる入居者ら=4日、松山市宮西3丁目

グループホーム「みなも」の夕食時、食堂に笑顔で集まる入居者ら=4日、松山市宮西3丁目

 精神科病院を退院した人に地域で安心して暮らし続けてもらおうと、バリアフリー構造のグループホーム(GH)「みなも」(定員10人)が4月、松山市宮西3丁目にオープンした。市内でグループホームや就労継続支援B型事業所など10施設を運営するNPO法人どんまい(松山市)による初の試みで、同法人の谷本圭吾理事長によると、精神障害者専用のバリアフリー対応施設は珍しいという。

 

 統合失調症などの精神障害は若年期に発症する場合が多く、副作用のパーキンソン症状により足が上がりにくかったり、手が震えたりする人がいる。入院生活で運動機能が落ちているケースもあり、バリアフリー化が課題となっているという。

 「みなも」は2階建てで個室10室とエレベーターを備える。各階にトイレや洗濯室があり、1階の5室中1室はトイレ付きで介助の際にも利用者のプライバシーが守られる。共同の浴室には手すりを取り付け、介助しやすいよう左右に可動する浴槽を設置した。

 風呂・トイレとキッチンスペースのある1LDK仕様の部屋も2室あり、グループホームを出て1人暮らしを目指す人の訓練のために使われる。

 昼間は働いたり、デイケアに行ったりする入居者が多く、スタッフが朝夕食事を作って提供する。居室の出入り口は全て引き戸で、わずかな段差もないよう工夫されている。

 どんまいでは2006年以降、松山市と連携して精神科病院に長く入院する人が地域で暮らすための支援を続けてきた。従来のグループホームはアパートや一戸建てを借りて運営しており、精神科病院から退院した人も高齢化が進み、既存施設では住みにくいケースが出てきたことなどから新設を決めた。

 谷本理事長は「長期の入院生活で『自分は退院できない』と思っている人にも、受け皿があると知ってもらいたい」と期待を込めた。

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