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15病院治療状況など公開

がん患者をデータで支援、県協議会がサイト開設

2018年4月10日(火)(愛媛新聞)

県内のがん情報をまとめた「がんサポートサイトえひめ」

県内のがん情報をまとめた「がんサポートサイトえひめ」

【不安や悩み軽減の一助に】

 がんと診断されたばかりの患者らの不安や悩みを軽減しようと、県がん診療連携協議会はこのほど、県内でがんを診療している15病院の治療状況や、病気の基礎知識、支援体制をまとめた情報サイト「がんサポートサイトえひめ」を開設、一部コンテンツを公開した。県内で症例数の多い乳がんを皮切りに大腸や胃など掲載する部位を広げる方針で、2018年中の完成を目指している。

 

 同協議会が収集・解析しているがん登録データを活用し、患者家族の診療や暮らしに役立ててもらうことが狙い。開設に向け、16年から準備に取り組んできた。

 乳がんは、県内では大腸、肺、胃に次いで症例数が多く、生涯で女性の11人に1人がかかるとされる。

 サイトでは診断や治療法、患者の10~20人に1人が遺伝的に発症しやすいとみられる遺伝性乳がんについて解説。治療に関しては進行度別に治療法の組み合わせの傾向が分かる内容で、早期の「1期」の場合、患者471人(16年)のうち188人が外科手術と薬物療法を受けたというデータを示している。このほか、県内がん診療連携拠点病院・推進病院の患者数や治療数、診療体制が検索できる。

 「あなたを支える」と題したコーナーも公開されており、仕事や家族のことなど、がんになって間もない患者が直面する疑問や悩みへの具体的なアドバイス、相談窓口を掲載。セカンドオピニオンの活用法や、妊孕(にんよう)性(子どもをつくる能力)温存のための各病院の取り組みを紹介する。

 サイトの作成に携わる同協議会メンバーで、NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会(松山市)の松本陽子理事長は「信頼できるデータに基づく地元のがん情報の発信は新しい取り組みで、いいものができた。主治医らと相談するきっかけになるツールとして、患者や家族に活用してもらえれば」と期待する。今後、協議会と患者団体などが連携し、サイトの利用に関する勉強会を開催する予定。

 がん情報の提供体制充実に向けて、3月に策定された第3期県がん対策推進計画(18~23年度)には、県による同サイトへの支援が盛り込まれている。18年度は県の委託事業として、サイトの運営や充実を図っていく。

 アドレスはhttps://e-cip.jp

 

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