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坊っちゃん劇場「よろこびのうた」

帆風成海(四国中央出身)に聞く

2018年3月5日(月)(愛媛新聞)

「今までは男役の地声だったので、歌には苦労した。一曲一曲、明子としての気持ちを大切に歌っている」と語る帆風成海

「今までは男役の地声だったので、歌には苦労した。一曲一曲、明子としての気持ちを大切に歌っている」と語る帆風成海

 坊っちゃん劇場(東温市見奈良)で上演中のミュージカル「よろこびのうた」で、ヒロインを務める元タカラジェンヌ帆風成海(四国中央市出身)。故郷で初めて主演することや作品にかける思いを語った。

 

 ―1月27日に初演を迎え、約1カ月がたった。

 通常の公演は東京なら1週間以内。宝塚時代に1カ月半の経験はあったが、メインではなく、歌やせりふも多い役ではなかった。すでに未知の領域に入った。出演は6月末まで。一回一回を大切に演じようと、日々頑張っている。

 

 ―宝塚退団から約3年。出演までの経緯は。

 坊っちゃん劇場には以前、母親と「鶴姫伝説」を見に来たことがあった。劇場はきれいで客席も多い、芝居も歌もレベルが高くて驚いた記憶がある。当時は宝塚在団中だったし、退団後は東京が拠点。まさかこの舞台に立つことがあるとは思いもしなかった。

 昨年の夏、宝塚の振付家の先生から出演依頼があると電話を頂いた。先生が前作「52days」の振り付けを担当した縁。同じ役を半年間演じることで学べることは間違いなく多い。感謝の気持ちを持ってお受けした。

 

 ―作品は第1次世界大戦中の徳島県を舞台にドイツ人捕虜と地元住民の交流を描く。捕虜と恋に落ちる遍路宿の一人娘、明子を熱演。観客を魅了している。

 明子は海外に興味を持ち、ドイツの音楽を習うことを望む真っすぐな女性。宝塚時代は男役で女優経験は浅いが、男女関係なく感情に突き動かされる人物を演じるには私自身が真っさらでないといけないと考えている。四国を飛び出したい、思うままに生きてみたいという気持ちは重なる部分もある。一緒に成長していきたいと思える役だ。

 徳島の地でドイツ人と日本人が親交を温め、ベートーべンの「第9」がアジアで初演奏されたのは世界的に重要なこと。ただのラブストーリーではなく、人間愛なども盛り込まれており、演じる自分が毎回感動させられている。

 

 ―今後どんな舞台に。

 地元に帰ってきて、劇場の知名度の高まりを感じる。それを四国全域に広めたい。演出の錦織(一清)さん、脚本の羽原(大介)さん、音楽の岸田(敏志)さんという素晴らしい方々が手掛けてくれた作品。カンパニーも一人一人の意識が高い。さらに理解を深め合いながら、千秋楽まで走りきりたい。

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