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県教育委員会が発表

県立高最終倍率0.92倍、伯方高分校化検討へ

2018年3月3日(土)(愛媛新聞)

2018年度県立高校入学志願者(志願変更後)

2018年度県立高校入学志願者(志願変更後)

 県教育委員会は2日、2018年度県立高校入学志願者数(最終)を発表した。全日制は過去最少の8545人(推薦内定者含む)で、17年度から245人減。17年度比60人減の総定員9305人に対する倍率は0・92倍で、17年度より0・02ポイント下がり過去最低となった。県立高校再編整備の分校化基準(入学生40人以下)に2年連続で該当していた伯方は志願者が37人で、19年度の分校化が検討される見通しとなった。

 県教委によると、全体の志願者数は変更前から134人減で、志願変更したのは320人。倍率が高いのは西条国際文理2・38倍、松山工業情報電子1・63倍、低いのは三間普通と宇和島水産海洋技術の0・37倍など。

 少子化の影響により志願者数は5年連続で減少。4年連続で総定員を下回り、全106学科中74学科が定員割れとなった。

 16年度から3年連続で分校化基準に該当する見通しとなった伯方は、18年5月1日時点の生徒数で分校化が正式に検討される。県教委は「厳しい結果と感じている。どこを本校とするかなどは確定後に協議を進める」とした。

 17年度から分校化基準に該当している小田、三崎、三瓶と、募集停止基準に該当している今治北大三島分校、松山北中島分校も、それぞれ2年連続で該当する見通しとなり、19年度も基準を達成しないと再編整備される。長浜と上浮穴は基準を達成し、分校化対象から外れる可能性がある。また新たに津島と三間が分校化基準に該当した。

 複数校が再編整備基準に該当する状況は続くとみられ、県教委は「存続ありきではなく、学校が地域と連携しどのように魅力向上を図るのかという視点を基本に検討していきたい」としている。

 総定員440人の定時制は17年度比2人増の92人が志願し、倍率は0・21倍。

 一般入試は8、9両日で19日に合格発表がある。

 

【伯方高関係者「残念」地域活動継続望む】

2019年度からの分校化が検討される見通しとなった伯方高校(今治市伯方町有津)の関係者は「残念」と漏らす一方、俳句や太鼓などの地域活性化活動の継続を望み生徒を激励した。

 18年度に70周年を迎える同校の生徒数は17年度114人。学校のある今治市伯方島の人口が1万人超だった1963年は1学年の定員が220人だったが、人口減(今年1月末現在約6500人)に伴い入学者数も徐々に減り、定員60人を下回る状況が続いていた。

 学校評議員の馬越晴通さん(56)は「少子高齢化や瀬戸内しまなみ海道開通で島外に出やすくなった影響だろう。時代の流れだが寂しい」とした上で「島が一つになる多彩な活動は続けてほしい」と話す。

 俳句甲子園全国大会常連の俳句部を中心に昨年初開催した俳句コンクールには、今治市内外から736点の応募があった。伝統演目「天狗(てんぐ)太鼓」で今夏、2度目の全国高校総合文化祭に出場する郷土芸能部は地域イベントにたびたび出演するほか、全校生徒が携わって島内一周サイクリング大会を企画。防犯カメラ設置へ募金を行うなど活性化の一翼を担っている。

 1日に卒業した男子生徒(18)は「人数が少ない分、いろいろなことに挑戦でき先生方もきめ細かくサポートしてくれる。今後も学校、地域を盛り上げてほしい」と後輩にエール。願成寺優校長は「これまで同様、充実した教育に努める」としている。

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