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松山のNPO法人や学習塾に聞く

受験、希望かなわなかったとき対応は

2018年2月7日(水)(愛媛新聞)

大学入試の合格発表で受験番号を確認する受験生ら(本文とは関係ありません。画像の一部を加工しています)

大学入試の合格発表で受験番号を確認する受験生ら(本文とは関係ありません。画像の一部を加工しています)

【いつも通りに/気持ち代弁も 努力の過程 肯定して】

 受験シーズン真っただ中。第1志望校に合格するのが理想だが、希望がかなわないこともある。そんなとき、悔しさを乗り越え、前を向いてほしいというのが家族の思い。でも、どのように声を掛けたり、見守ったりすればいいのだろう―。心の問題に取り組むNPO法人や、日々子どもたちと向き合う学習塾の先生に対応の仕方などを聞いた。

 

 心の健康づくりを支援する活動をしているNPO法人「こころ塾」(松山市)塾長の村松つねさん(62)によると、希望の結果を得られなかった子どもたちの心は、自分に対して否定的な思いがあふれ、ストレスがかかった状態。「家族がいつも通りに接して、気持ちを代弁してくれると居心地がいい」と助言する。

 「努力が結果に反映されるとは限らないが、頑張っていたという事実は変わらない」。結果ではなく過程に注目。身近な人こそ「よく頑張ったね」「努力するのを見ていたよ」と肯定する。その上で「『だから悔しいよね』『残念だね』と本人の気持ちを代弁するのがよい」。原因を過去に探したり、アドバイスのつもりで追い込んだりしないことが重要だ。

 周囲は普段と変わらず接する。「自分が気遣われていることに気付くのはつらいでしょう」。過剰な励ましは、かえって落ち込ませてしまうことも。再び立ち上がるために必要なのは「『自分は大切にされている』という実感。荒波の中でも、取り巻く世界がいつも通り続いていれば安心できるはず」。

 学習塾の現場ではどうだろう。寺小屋グループ(松山市)では私立中学・中等教育学校の合格発表後、担当講師と子ども、保護者で面談を実施。受験する小学6年生を主に担当する大井崇さん(46)は「結果を受け入れ、前を向いてもらうため」と話す。

 面談ではまず、子ども自身の気持ちを吐き出させる。「そうしないと次に進めない」。講師が一緒に泣いたり悔しがったりすることも。それぞれのやり方で、子どもたちが気持ちの整理をできるようにする。

 その上で、大井さんは「これまで頑張ってきた取り組みをねぎらう。『今回は間に合わなかったけれど、その姿勢は次につながる』と伝えている」という。

 保護者に対しても、家庭で話を聞く時間を持つ▽これまでの頑張りを認める▽子どもと向き合い、次の目標を一緒に決める―ようアドバイスしている。

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