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防災教育、主体性重視を

岩手大大学院准教授が西予で講演会

2018年1月20日(土)(愛媛新聞)

防災教育に必要な視点を語る岩手大大学院の森本晋也准教授=19日午後、西予市宇和町卯之町4丁目

防災教育に必要な視点を語る岩手大大学院の森本晋也准教授=19日午後、西予市宇和町卯之町4丁目

 岩手県の公立中学校教員として防災教育に取り組んできた岩手大大学院教育学研究科の森本晋也准教授の講演会が19日、西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館であった。2011年の東日本大震災で「釜石の奇跡」として知られた岩手県釜石市の防災教育の事例を挙げ「主体的に活動した教育内容が子どもたちの印象に強く残り、いざというときの意思決定や行動選択にもつながる。学校現場の防災教育は知識と技能を結び付ける視点が重要だ」と強調した。

 森本准教授は「震災を生き抜いた子どもたちに学ぶ防災教育」をテーマに、震災1年前まで勤務し震災直後に緊急派遣で支援に当たった釜石東中学校の防災教育や、震災当時の同校2年生に聞き取り・アンケートした調査研究の中間報告を説明。「生徒が主体的・体験的に活動した取り組みが印象度、重要度ともに高い。フィールドワークなど地域で学んだ内容から考え地域に伝えることで、経験則となり得る」とした。

 実際にグラウンドを走って海岸部到達時の津波の速さ(時速36キロ)を感じたり、過去の津波高を校舎に示したりした実践例も紹介。「知識だけでなく自然災害の大きさを体感できる工夫も必要」と述べた。

 講演会は、県教育委員会が南予地域の小中高校や幼稚園の防災管理担当者を対象に開催した研修会の一環。関係者約190人が参加した。

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