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先人の生活力たどる

地元出土品など70点 宇和島で遺跡展

2018年1月11日(木)(愛媛新聞)

宇和島市歴史資料館で開かれている「宇和島の遺跡展」

宇和島市歴史資料館で開かれている「宇和島の遺跡展」

 愛媛県宇和島市で出土した遺物などを展示する「宇和島の遺跡展」がこのほど、住吉町2丁目の市歴史資料館で始まった。「犬飼徹夫と宇和島の考古学の黎明(れいめい)」をテーマに市内4遺跡を取り上げている。

 市や県内の考古学研究で先駆的役割を果たした日本考古学協会員の犬飼徹夫さん(85)=同市伊吹町=の功績と、関わりの深い遺跡を紹介。市への寄贈を含む遺物約70点を同館2階の一室に展示している。

 縄文時代後期中ごろの伊吹町遺跡は1955年、現在のフジグラン北宇和島付近で瓦の原料土を採掘中、通りがかった犬飼さんが発見。大分県姫島産黒曜石の縦型石匙(さじ)や犬飼さんが復元した鉢形の「伊吹町式土器」が目をひく。

 拝鷹山貝塚(柿原、伊吹町)は2004~06年に愛媛大と市が本格調査。高所にある弥生中後期の遺跡で、狩猟漁労採集の道具やガラス小玉、マガキの殻、カキ採取に使ったと考えられる「嘴(くちばし)状礫器(れっき)」などが並ぶ。

 ほかに縄文時代の無月遺跡(三浦東)と池の岡遺跡(津島町御内)を紹介。犬飼さんは「ありがたい機会。海山に恵まれた地域に暮らした先人の生活力を見てもらえれば」とし「他にも重要な遺跡がある」と公開されることを期待している。

 市教育委員会によると、遺跡の調査結果を市民に周知する展示の第1弾で、1月末までの予定。

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