Next Dream 東京2020 挑む、愛媛から。
サッカー女子 大矢歩・上野真実(愛媛FCレディース)なでしこの座 これからも
2018年1月3日(水)(愛媛新聞)
【笑顔を忘れない。大矢歩/感謝の気持ちを忘れずに 上野真実】
2017年は愛媛の女子サッカーが注目を集めた一年だった。主役となったのはプレナスなでしこリーグ2部の愛媛FCレディース(L)のFW大矢歩(23)とFW上野真実(21)。初選出された「なでしこジャパン」で4月に日本代表デビューを果たすと、リーグ戦や愛媛国体でも中心選手としてけん引した。
64年ぶりに開催された地元国体の女子サッカー決勝には、普段のリーグ戦の約5倍に当たる約1700人の観客が詰めかけた。2連覇が懸かっていた愛媛FCLは惜しくも延長の末に敗れたが、2人は「多くの人に試合を見てもらえたことがうれしかった」と声援に感謝した。
群馬県出身の大矢と熊本県出身の上野は、宇和島市の環太平洋大短大部に進学。愛媛FCLで技術を磨き、年代別代表を経てフル代表に上り詰めた。12月の東アジアE―1選手権のメンバーにもそろって選ばれ、大矢が「シュートの精度が高い」と後輩を評価すれば、上野も「DFなど多様なポジションをこなす先輩」と互いを認め合う関係だ。
世代交代が進むなでしこジャパンで頭角を現しつつある2人だが、目標とする19年ワールドカップ(W杯)や20年東京五輪へ向け、W杯アジア予選を兼ねたアジア・カップが控える18年は重要な年となる。「高いレベルの中でもっとスキルを磨きたい」と上野。大矢も「目の前の一つ一つの機会を大事にしてこそ、その先がある」と代表定着へ意欲を燃やしている。
2017年は愛媛の女子サッカーが注目を集めた一年だった。主役となったのはプレナスなでしこリーグ2部の愛媛FCレディース(L)のFW大矢歩(23)とFW上野真実(21)。初選出された「なでしこジャパン」で4月に日本代表デビューを果たすと、リーグ戦や愛媛国体でも中心選手としてけん引した。
64年ぶりに開催された地元国体の女子サッカー決勝には、普段のリーグ戦の約5倍に当たる約1700人の観客が詰めかけた。2連覇が懸かっていた愛媛FCLは惜しくも延長の末に敗れたが、2人は「多くの人に試合を見てもらえたことがうれしかった」と声援に感謝した。
群馬県出身の大矢と熊本県出身の上野は、宇和島市の環太平洋大短大部に進学。愛媛FCLで技術を磨き、年代別代表を経てフル代表に上り詰めた。12月の東アジアE―1選手権のメンバーにもそろって選ばれ、大矢が「シュートの精度が高い」と後輩を評価すれば、上野も「DFなど多様なポジションをこなす先輩」と互いを認め合う関係だ。
世代交代が進むなでしこジャパンで頭角を現しつつある2人だが、目標とする19年ワールドカップ(W杯)や20年東京五輪へ向け、W杯アジア予選を兼ねたアジア・カップが控える18年は重要な年となる。「高いレベルの中でもっとスキルを磨きたい」と上野。大矢も「目の前の一つ一つの機会を大事にしてこそ、その先がある」と代表定着へ意欲を燃やしている。