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浮沈の内幕 愛媛FCの2017年振り返り

<2>中盤の暗転 攻撃偏重守備おろそか

2017年12月19日(火)(愛媛新聞)

第30節の東京V戦で0―3で敗れ、うつむく小島(左)と林堂=8月27日、県総合運動公園ニンジニアスタジアム

第30節の東京V戦で0―3で敗れ、うつむく小島(左)と林堂=8月27日、県総合運動公園ニンジニアスタジアム

 

第30節の東京V戦で0―3で敗れ、うつむく小島(左)と林堂=8月27日、県総合運動公園ニンジニアスタジアム

第30節の東京V戦で0―3で敗れ、うつむく小島(左)と林堂=8月27日、県総合運動公園ニンジニアスタジアム

 

 ほんの少しのつまずきが、長いトンネルの入り口だった。

 第19節の東京V戦。3連勝が懸かった一戦は3―3の引き分けに終わった。アウェーで勝ち点1を拾い、順位は9位。悪くはないが、終了間際に与えたPKが結果を変えた。「得点は増えているが失点も増えている。見つめ直さなければならない」。MF小島が発した警告は、後に重く響くことになる。

 21節徳島との四国ダービーに、力の差を見せつけられる形で1―4と完敗すると、26節の名古屋戦で守備の瓦解(がかい)は決定的になった。

 立ち上がりから次々とゴールを割られ、前半に3失点。後半に4点を返す粘りを見せたが被弾を重ね、最終的にJ2昇格後最多となる7点を奪われた。

 好調だった攻撃に意識が偏るあまり、守備がおろそかになっていく。24節に対戦した松本の反町監督は「ほとんど1バック」と指摘。名古屋戦後、林堂は「完全に崩壊している」と表情を失った。

 その上攻撃も、中盤から少しずつ切れ味を失った。22節長崎戦、24節松本戦は、圧倒的に試合を支配する時間帯がありながら敗北。FW河原は「多くのチャンスをつくっても決めきれない。自分へのいら立ちがある」。MF藤田は「いつも同じ負け方。きつい」と、思うように点が取れない試合が増えたことに焦りを見せ始める。

 攻めきれない。守りきれない。八方ふさがりで迎えた30節東京V戦で、先発に並んだのは急造の4バックだった。好調の相手外国人FWに対抗する狙いだったが、3失点で粉砕されてしまう。

 「相手を意識して慣れない形に変えるのなら、自分のやり方を貫くべきだ」「信頼して監督の考えを体現しないといけない」。試合後の選手からは賛否の声が漏れた。間瀬監督は「雰囲気を悪くするきっかけにしてはいけない」と諭したが、焦りといら立ちがチームに絡みつく。「自分たちの強み」(DF玉林)のはずの一体感が、揺らぎ始めていた。

 

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