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急な横断防ぐ対策を

冬の自転車事故注意 今治で11月死亡事故多発

2017年12月6日(水)(愛媛新聞)

管内の交通死亡事故続発を受け自転車利用の高齢者(右)に反射たすきを配る今治署員=11月20日午前、今治市内のスーパー

管内の交通死亡事故続発を受け自転車利用の高齢者(右)に反射たすきを配る今治署員=11月20日午前、今治市内のスーパー

 今治署管内で11月、死亡事故4件と重体事故1件が相次いで発生した。4人が犠牲となり、管内の今年の交通事故死者数は10人(12月1日現在)となった。死亡事故すべてに高齢者が関わり、死亡・重体の5人中4人が自転車に乗っていた。識者は「道路を一気に横断させない対策も効果的」とアドバイス。慌ただしい師走に入り、署は一層の注意を呼び掛けている。

 管内では11月12~29日、車と自転車が衝突した死亡事故3件と重体事故1件、車が追突後に側壁にぶつかった死亡事故1件が発生。時間帯に偏りはなかったが自転車の事故はすべて交差点か交差点付近で起きた。

 署は冬の一般的な事故増加要因として、日没が早まり、厚手で暗色が多い冬服で運動性・視認性が低下することなどを指摘。20、21両日に市内スーパー10店で自転車などの高齢者に反射材を配り、12月4日に松山西署と同市菊間町の死亡事故現場近くで合同検問を行った。赤色灯をつけてのパトカー街頭走行や幹線道の速度違反取り締まり強化も続けており「12月は人の動きが増え気ぜわしくなる」と警戒を強めている。

 一方、市内の自動車保険関係者は「今治は片側2車線の幅が広い直線道路が多く、車がスピードを出しやすい。植え込みのある中央分離帯も目立ち、自転車の急な横断は危険」と話す。

 交通事故リスクを研究する愛媛大大学院理工学研究科の吉井稔雄教授は、今治は未調査で一般論とした上で「中央分離帯に待機スペースを設け、横断歩道や自転車横断帯をずらして渡してクランク状とする2段階渡しも有効。自転車と車の相互視認性を高められるほか、自転車が横断するスピードも抑えられる」としている。

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