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1500メートル

57歳 自分に挑み続ける、陸上・児玉裕喜子選手

2017年10月31日(火)(愛媛新聞)

【聴覚障害者女子2部1500メートル】大会新記録で金メダルを獲得した児玉裕喜子=県総合運動公園ニンジニアスタジアム

【聴覚障害者女子2部1500メートル】大会新記録で金メダルを獲得した児玉裕喜子=県総合運動公園ニンジニアスタジアム

 1500メートルで3年連続の大会記録更新を成し遂げた児玉裕喜子。表彰後のインタビューに「ほっとした」と答えた手話は、昨年とは少し違う印象だったという。夫の浩仁さんは「重い荷物を下ろしたような表現」と感じた。

 同じ区分の出場選手は児玉だけ。ライバルは自ら刻んできた大会記録(7分44秒76)だった。地元の観客の期待に応える力強い走りで6分51秒83の好記録を出した。前日の100メートルと2冠を達成し、スタンドに笑顔で手を振った。

 生まれつき両耳が聞こえない児玉。普段は働く母親の顔を持つ一方、世界マスターズ陸上への出場を夢に掲げる。週末はクラブチームの練習に参加し、平日は仕事を終えた夕方6時半ごろから、グラウンドの照明が消えた後も走り続ける。

 次の目標は、初めて抽選に当たった来年の愛媛マラソンだ。「諦めずチャレンジしていきたい」。57歳のランナーのまなざしに力がこもった。

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