全国障スポ大会
四つの個性つなぐ「銀」 水泳・混合200mリレー
2017年10月31日(火)(愛媛新聞)

混合200メートルリレーで銀メダルを獲得した愛媛の(左から)深川知則、相原裕太、浅野里佳、桜田開=アクアパレットまつやま

混合200メートルリレーで銀メダルを獲得した愛媛の(左から)深川知則、相原裕太、浅野里佳、桜田開=アクアパレットまつやま
4人でより良いメダルを―。水泳は最終日の30日、アクアパレットまつやまで行われ、混合200メートルリレーで愛媛は銀メダルを勝ち取った。
緊張した面持ちで登場した愛媛チーム。第1泳者の深川知則が、最年少の桜田開と気持ちを高め合うようにハイタッチし、勢いよくスタートしてトップでつないだ。その後、横浜市にリードを許すが、相原裕太と浅野里佳が2位をがっちりキープ。アンカー桜田が力強い泳ぎで後続を引き離し観客席を沸かせた。
相原、深川は個人でメダルを逃しただけに喜びもひとしおの様子。深川は「少し緊張したけどいい泳ぎができた」、相原は「最後に4人で取ったメダルを持ち帰ることができて良かった」と振り返った。
4人そろっての練習は8月に1回だけだったが、曽根克博監督は「チーム全体が和気あいあいとしていた。地元の応援、声掛けが励みになったと思う」と笑顔で話した。