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障スポ・選手団サポート

夢、後押しされ 学生ボランティア

2017年10月31日(火)(愛媛新聞)

控え所で萩本昇選手(左)と談笑する菅日向子さん=30日午前、松山市上野町の県総合運動公園

控え所で萩本昇選手(左)と談笑する菅日向子さん=30日午前、松山市上野町の県総合運動公園

 障スポ大会では案内や介助などをする「選手団サポートボランティア」として、県内20の大学や専門学校から1719人が参加した。看護師や教員を志す学生たちは、選手らのプレーや生きざまに触れて、自身の夢を後押しされていた。

 看護師を目指す松山看護専門学校1年の菅(かん)日向子さん(19)は約10人で陸上競技の兵庫県代表を担当。28日はロケット形器具を投げて飛距離を競うジャベリックスローの肢体不自由者男子2部で、金メダルに輝いた萩本昇選手(53)を補助した。雨の中で練習中、器具を拭く布を忘れた萩本選手にタオルを渡したところ、後に優勝者へ贈られる花束をプレゼントされ、「感動した」という。

 萩本選手は「本番でタオルを見て緊張がほぐれた」。ただ、それだけが理由ではなかった。2010年、交通事故が原因で体を自由に動かせなくなり、2カ月ほど「自暴自棄になった」という。前を向けるようになったのは、リハビリ中に看護師らにスポーツを勧められたことがきっかけだった。

 「その看護師の名前も菅さん。読み方は『かん』ではなく『すが』だけれど、同じ漢字で縁を感じた。よい看護師さんになってほしいです」

 菅さんは、萩本選手から花束に込められた思いを打ち明けられ、「得難い経験になりました」とかみしめた。

 スポーツトレーナーや保健体育の教員を目指す聖カタリナ大2年洲之内那衣さん(19)は、知的障害者サッカーの愛媛県代表を補佐した。球拾いや弁当配布にいそしむ傍ら、監督とコーチが選手個々に応じて丁寧に指導する様子を見て共感した。「信頼関係が伝わった。寄り添う雰囲気に心を打たれた。今後、この経験を生かしたい」

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