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エース支えた母力

相撲少年男子個人 準優勝・住木選手の母るみさん

2017年10月8日(日)(愛媛新聞)

愛媛国体の合宿を前に自宅で、夕食の親子丼をほおばる住木厳太選手と笑顔で見守るるみさん=1日夜、西予市野村町野村

愛媛国体の合宿を前に自宅で、夕食の親子丼をほおばる住木厳太選手と笑顔で見守るるみさん=1日夜、西予市野村町野村

【転居して野村で2人】

 「地域や周囲の人が相撲を通じて育て、支えてくれた」―。愛媛国体の相撲少年男子個人戦で準優勝した住木厳太選手(18)=野村高3年=は、国体競技会場の西予市野村地域に鍛錬の場を求め、中学生の時に松山市から転校。そばで夢を見守ってきた母るみさん(49)は、息子の心身両面の成長に目を細めた。

 住木選手は、中学2年の夏休みに相撲の盛んな野村地域へ体験留学。2学期から競技環境を求めて移住し、同じ志を持つ市外出身者と寮生活すると決めた。「子どもの決断なら全力でサポートしたいと考えていた」とるみさん。転勤や進学でほかの家族が松山を離れていたこともあり、住木選手が高校に入学した春、野村に引っ越して親子2人の生活を始めた。

 住木選手は昨年の岩手国体で主力として活躍。今大会では誰もが認めるエースとして期待を集めた。部活では率先して雑用をこなし、後輩にも気配りする責任感の強い性格だが、家では素顔ものぞかせる。4月に市内であった国体関連イベントの際、たくさんののぼりが家の近所にも立てられたのを見て、ぽつりと漏らしたという。「うわあ、プレッシャーで死にそう」

 無口な息子の成長は、学校や相撲部関係者を通じて知ることがほとんど。「高校生になって地域の人との関わりが増え、自覚ができたみたい。監督やコーチだけでなく先輩やOB、後輩が大きくしてくれた」とるみさん。住木選手は大会前に「野村への恩返し」を繰り返し口にしていた。「国体に向け頑張ってきた本人は悔しいかもしれないけど、ゆっくり話せるようになったら、おめでとうとありがとうを言いたい」と思いやった。

 

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