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大勢の観客から声援

フェンシング成年男子エペ、完全燃焼3位 

2017年10月5日(木)(愛媛新聞)

【成年男子エペ準決勝 三重―愛媛】土壇場で同点に追いつき、粘り強さを見せる愛媛・北村(左)=伊予三島運動公園体育館

【成年男子エペ準決勝 三重―愛媛】土壇場で同点に追いつき、粘り強さを見せる愛媛・北村(左)=伊予三島運動公園体育館

【成年女子サーブル3位決定戦 新潟―愛媛】最終戦で激しく剣を交える向井(右)=伊予三島運動公園体育館

【成年女子サーブル3位決定戦 新潟―愛媛】最終戦で激しく剣を交える向井(右)=伊予三島運動公園体育館

フェンシング成年男子エペで3位になった愛媛の(左から)成田、三好、北村=伊予三島運動公園体育館

フェンシング成年男子エペで3位になった愛媛の(左から)成田、三好、北村=伊予三島運動公園体育館

地元国体で上位を目指したフェンシング一家の(右から)三好修平、啓一さん、和子さん、茉莉子=4日午後、伊予三島運動公園体育館

地元国体で上位を目指したフェンシング一家の(右から)三好修平、啓一さん、和子さん、茉莉子=4日午後、伊予三島運動公園体育館

 フェンシングは4日、四国中央市の伊予三島運動公園体育館で成年男子エペと成年女子サーブルの2種目を行い、愛媛勢は成年男子が3位、成年女子が4位になった。

 成年男子はトーナメント3回戦で広島、準々決勝で山形を下したが、準決勝で三重に敗れた。3位決定戦では栃木に勝利した。

 成年女子は予選リーグ2回戦で福岡、千葉と対戦し2勝。準々決勝で福岡を下し4強入りした。しかし、準決勝で山形に、3位決定戦で新潟に敗れた。

 

  ◇…愛媛勢の成績…◇

 ▽成年男子エペ3回戦 

 愛媛 2―0 広島

○成田 5―3 谷本 

○北村 5―2 清胤 

 ▽準々決勝

 愛媛 2―1 山形 

 成田 2―3 岩倉○

○北村 5―4 戸田

○三好 5―2 八巻  

 ▽準決勝

 三重 2―0 愛媛

○山田 5―2 三好 

○池畑 5―4 北村 

 ▽3位決定戦 

 愛媛 2―0 栃木○

 北村 5―2 萩原

○成田 5―2 伊藤 

 

▽成年女子サーブル2回戦第2プール 

 愛媛 2―1 福岡

○福本 5―1 矢ケ部 

 三好 3―5 林 ○

○向井 5―2 山崎

 愛媛 3―0 千葉

○福本 5―1 大木 

○三好 5―1 山本

○向井 5―4 飯島 

 ▽順位(1、2位は準々決勝へ)

 「第2プール」①愛媛2勝

 

 ▽準々決勝        

 愛媛 2―1 福岡

○三好 5―1 林 

 福本 1―5 山崎○

○向井 5―4 矢ケ部 

 

 ▽準決勝

 山形 2―1 愛媛 

 竹田 2―5 福本○

○舟山 5―4 三好 

○荒井 5―3 向井

 ▽3位決定戦 

 新潟 2―1 愛媛

 木下 0―5 福本○

○小林 5―2 三好 

○吉田 5―4 向井 

 

【「一本勝負」楽しみ抜く】

 残り1点がどちらに入るかで勝敗が決まる「一本勝負」。成年男子エペで優勝を目指した愛媛は接戦の末、3位に終わった。

 「シビアな一本勝負に自信がある」と話すのはチーム最年長の北村。予選から落ち着いた試合運びでけん引してきた大黒柱だ。山形との準々決勝で1番手の成田が1点差で負け、後がない状況でピスト(試合場)へ。4―4からの一本勝負を制し、会場の雰囲気を変えた。続く三好も順調にポイントを重ね、4強入りを決めた。

 三重との準決勝も、1番手の三好が敗れた後に北村の出番。リードされても粘り、一本勝負にもち込んだが、同時突きが続く熱戦の中でついにポイントを奪われた。「すごく悔しい。シビアな勝負を制するために準備してきたのだが」と肩を落とした。

 それでも大勢の観客から声援を受ける中、栃木との3位決定戦をストレート勝ち。「悔しい結果だが、こんなに楽しかった国体もない」と成田はすがすがしい表情。北村も「地元の応援や国体ならではの一体感が力になった」と感謝の言葉を口にした。

 

【紙一重 涙の4位 成年女子サーブル】

 3番手のビデオ判定にもつれた成年女子サーブルの3、4位決定戦。有効打を巡る審議の末に愛媛の敗北が決まった。見守った観客に一礼したメンバーは、そのままうつむき、しばらく顔を上げられなかった。

 開催地・四国中央市ゆかりの選手で構成し、初日から大声援を受けた。この日も予選リーグ2回戦から難敵を撃破。黒星をカバーし合いながら、順調に駒を進めていた。

 しかし、結果的に準決勝からの連敗で、悲願の地元優勝、そして表彰台を逃した。両試合ともに勝利まであと1本。紙一重の差に涙をのんだ。

 「ここぞというときの弱さが出ていたかな」と悔いた選手兼監督の福本。最終戦を戦った向井は「この大会をこれから競技人生に生かしていきたい」と最後には前を向いた。

 

【姉弟で目標の最終地】

【三好茉莉子(みよし・まりこ)(三島南中教)】

【三好修平(みよし・しゅうへい)(四国中央市消防本部)】

 成年女子サーブルで4位となった三好茉莉子(24)と、弟で成年男子エペ3位の修平(23)。大会の会場委員長を務める父啓一さん(60)と保健衛生担当として運営に携わった看護師の母和子さん(58)は、地元で期待に応えたきょうだいを「幼い頃に立てた目標の最終地で、よく頑張った」とねぎらった。

 四国中央市の三島フェンシングクラブ「1期生」で、国体出場経験がある啓一さん。約19年前から2人を同クラブに通わせ、今はコーチとして地元の子どもらを指導する。フェンシングの地元開催が決まった当初から、国体は「一家の夢」(茉莉子)だった。

 和子さんは、幼い頃から国際大会にも出場してきた2人の送迎や食事、健康管理に気を使った思い出を振り返り、地元での活躍に「おじいちゃん、おばあちゃんや競技団体役員、チームメートら多くの人に支えられたおかげ」と涙を浮かべた。

 啓一さんは「次世代の育成にも頑張ってほしい」と新たなステージに期待を込めた。

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