2年連続入賞
山岳少年男子リード・愛媛堂々6位入賞
2017年10月2日(月)(愛媛新聞)
山岳は1日、西条市の石鎚クライミングパークSAIJOなどで各種目を行い、リードの少年男子で井上遼(新田高)と高村佳吾(東温高)が出場した愛媛は6位入賞した。同じペアで臨んだ昨年の岩手国体6位に続く2年連続入賞。
リードは、高さ12メートル以上の壁で、登れた高さを競う競技。予選を4位で通過した愛媛は、決勝では37カ所のホールドのうち井上が23番目、高村が18番目まで到達した。
2日は成年男子リード予選などがある。
【リード少年男子 井上・高村 上位阻んだ難コース】
リード少年男子で2年連続6位に入った井上遼と高村佳吾は「入賞という目標はクリアできたが、去年よりも上に行きたかった」と複雑な表情を見せた。
予選の最初に登場し大声援を受けた井上は「緊張し早い段階で腕が張った」と慎重に体を運んだ。「雰囲気は分かった」とリラックスし、上位8チームが進む決勝を待った。
決勝は小さなホールドが多く、パワーが必要な難コース。高村は「緊張して自分の登りができなかった」と悔やむ。「嫌なセットだけど、落ち着いていこう」と思っていた井上も、終盤に差し掛かった所でホールドに掛けた足がずれ落下した。
2日に予選があるボルダリングも2年連続入賞が懸かる。昨年の8位を超え「この悔しさを晴らしたい」と誓った。
◇…愛媛勢の成績…◇
▽成年男子ボルダリング予選 ⑩愛媛(清水、徳永)=落選
▽成年女子ボルダリング予選 ⑮愛媛(桑子、徳永)=落選
▽少年男子リード予選 ④愛媛(井上、高村)=決勝進出
▽同決勝 ⑥愛媛(井上、高村)
▽少年女子リード予選 ⑰愛媛(定岡、鳥山)=落選