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滞在3日間

産品に関心 心遣い温か 両陛下

2017年10月2日(月)(愛媛新聞)

道後温泉本館を視察される天皇、皇后両陛下=1日午前11時ごろ、松山市道後湯之町(代表撮影)

道後温泉本館を視察される天皇、皇后両陛下=1日午前11時ごろ、松山市道後湯之町(代表撮影)

 県内で交流の3日間を過ごし、1日に帰京された天皇、皇后両陛下。松山市と砥部町を訪れ、1次産業など地方の実情に深い関心を寄せた。沿道での盛大な歓迎にも手を振り続け、温かい心遣いが県民の記憶に刻まれた。

 会見した宮内庁職員らによると、24年ぶりの愛媛を楽しみにしていた両陛下は、第13回全国豊かな海づくり大会で魚を放流した前回訪問時を懐かしそうに振り返った。気に掛けていた天候面では、愛媛国体総合開会式の澄み切った秋晴れに「大変お喜びだった」(侍従)という。

 天皇陛下からイヨカンの状況を問われた中村時広知事は、かんきつの品種改良の取り組みを説明した。「どのような品種ですかと尋ねられ、紅まどんなを紹介した。大変関心を持っていただき、両陛下の心にその名前が刻まれたのではないか」と喜んだ。

 皇后さまは西予市の養蚕の現状に関心を寄せ「今、蚕を使ってどのような製品が作られているのかなど、さまざまなご質問にちょっとたじたじになってしまった」(中村知事)。女性作家らが活躍している砥部焼についても両陛下は熱心に尋ねていたという。

 昼食には養殖魚スマ「伊予の媛貴海(ひめたかみ)」や「愛媛甘とろ豚」などを用いた献立が用意された。中村知事は「愛媛の海の幸、山の幸を堪能いただいたのではないか」と振り返った。

 県民の出迎えや見送りは3日間で約9万6千人(県警まとめ)に上った。歓声のたびに両陛下は終始にこやかに応じ、道後では児童に言葉をかけるほほえましい場面も。夜にパレードの一行がちょうちんを掲げて表した祝意に対し、行幸主務官は「両陛下から『非常に美しく、大勢の方が来て、ありがとう』という話があった」と明かした。

 

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