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文豪漱石の息吹ここに

東京・漱石山房記念館、24日開館

2017年9月22日(金)(愛媛新聞)

漱石山房記念館に再現された漱石山房の書斎=21日午後、東京都新宿区

漱石山房記念館に再現された漱石山房の書斎=21日午後、東京都新宿区

夏目漱石が晩年を過ごした書斎や客間を再現し、書簡や草稿などを展示する漱石山房記念館=21日午後、東京都新宿区

夏目漱石が晩年を過ごした書斎や客間を再現し、書簡や草稿などを展示する漱石山房記念館=21日午後、東京都新宿区

漱石山房記念館に再現された漱石山房の書斎=21日午後、東京都新宿区

漱石山房記念館に再現された漱石山房の書斎=21日午後、東京都新宿区

夏目漱石が晩年を過ごした書斎や客間を再現し、書簡や草稿などを展示する漱石山房記念館=21日午後、東京都新宿区

夏目漱石が晩年を過ごした書斎や客間を再現し、書簡や草稿などを展示する漱石山房記念館=21日午後、東京都新宿区

【旧居跡整備、書斎や客間再現 /「道草」草稿や俳句展示】

 文豪夏目漱石が晩年を過ごした旧居「漱石山房」の跡地に24日開館する「新宿区立漱石山房記念館」(東京都新宿区)の報道陣向け内覧会が21日、開かれた。漱石山房の書斎や客間を再現したほか、飼い猫の死を松山時代の教え子の俳人松根東洋城に知らせた「猫の死亡通知」、小説の草稿など足跡を感じさせる貴重な資料を展示している。

 

 1867年に現在の新宿区で生まれた漱石は、1916年に亡くなるまでの9年間を漱石山房で過ごし、小説「こゝろ」など数々の名作を世に送り出した。45年の空襲で焼失したが、同区が公園として整備し、今年の漱石生誕150年に合わせ記念館を建設した。

 

 書斎と客間の再現では、当時の写真や証言などを基に広さをそれぞれ10畳、壁紙を「銀杏(いちょう)鶴」紋と推定。書斎にあったと思われる書籍や文机などのレプリカを製作した。

 

 展示は2、3カ月に1度入れ替える予定で、区所蔵の漱石関連資料約130点のうち、開館時は約50点を披露。「猫の死亡通知」と呼ばれ、「吾輩は猫である」のモデルとなった猫の死を東洋城に伝えた08年9月14日消印のはがきには、自宅の裏庭に埋葬したことが書かれ、「『三四郎』執筆中につき御会葬には及び不申候」と記されている。

 

 ほかに自伝的小説「道草」や遺作「明暗」の草稿、漱石に油絵を教えた画家津田青楓の「漱石先生像」などを展示。正岡子規との交流の中で腕を磨いた俳句の直筆短冊も並ぶ。

 

 館長に就任する鈴木靖学芸員は「漱石が執筆に励んだ空間を体験し、手紙のやりとりから人柄を知って、身近に感じてほしい」と話した。

 

 地上2階地下1階の記念館には、漱石関連の図書約3500冊をそろえた図書室やブックカフェ、講座室なども併設。通常展の観覧料は一般300円、小中学生100円。

 

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