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週刊!えひめ国体・障スポ大会

挑む<クレー射撃>

2017年9月14日(木)(愛媛新聞)

泉勝彦(泉建具店)

泉勝彦(泉建具店)

杉野文恵(県協会)

杉野文恵(県協会)

 

 

 

 

【泉勝彦(泉建具店) キャリアの集大成に】

 「自分が点を稼がないといけないとは思わなくなった」。国体に10度出場し、2013年の東京国体で個人優勝を果たしたスキートの泉勝彦(39)=泉建具店=は、射台でのメンタル面の変化を感じている。

 時速80キロ以上で飛ぶわずか直径11センチの円盤が標的。「当たる当たらないは紙一重」の世界だ。外したときにいかに次の射撃に気持ちを切り替え、集中するか。それが最も難しい。

 東京国体ではチーム最年少で「頼りになる先輩ばかりだった。何も考えずにがむしゃらにできた」。一枚一枚のクレーに無心で向き合う。その姿勢が県勢初の個人優勝という輝かしい成績につながった。だが、以降はエースとして得点を稼ぐ使命を感じ、競技中は自分のことで精いっぱい。表彰台は遠ざかっていった。

 ここ数年はチームメート2人とともに練習を重ねてきた。「各自が普段通り、しっかり撃てば優勝は十分狙える。無理をしなくていい」。そんな心構えで「これまでの競技人生の集大成」と位置付ける愛媛国体に臨む。

 

【杉野文恵(県協会) 愛銃に語り掛け集中】

 「幸子、落ち着いて頑張ろう」。スキートの杉野文恵(30)=県協会=は競技中、幸子と名付けた愛銃に時折語り掛けて集中力を高める。

 猟師の父親の背中を見て育ち、20歳で猟銃所持許可を取った。女性選手は全国的にほとんどいないが「独特の緊張感の中で、男女関係ない土俵で勝負できるのが醍醐味(だいごみ)。何よりもクレーが目の前で割れた瞬間、スカッとするんです」と笑う。

 国体には2014年から3度出場。16年の岩手国体では1枚の重みを痛感した。3ラウンドまで終えて個人2位につけていたが、最終ラウンドに崩れて1点差で表彰台を逃した。「精神面の未熟さが出てしまった」と、いまだに後悔している。

 とはいえ、ここ数年の成長は著しく、チームメートからの信頼も厚い。「個性が違う3人のチームだからこそ楽しい。絶対に団体入賞したいです」

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