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強い意志、バレーで培う

カヌー・宇都宮栞(うつのみや・しおり)=駿河台大

2017年9月12日(火)(愛媛新聞)

【成年女子スラローム・カナディアンシングル(15ゲート)】懸命にパドルを進める宇都宮栞=10日、高知県寺家カヌー競技場

【成年女子スラローム・カナディアンシングル(15ゲート)】懸命にパドルを進める宇都宮栞=10日、高知県寺家カヌー競技場

 「気を抜いてしまい悔しい。でも夢だった国体で結果が残せてうれしい」。終盤のタイムロスが挽回できず最下位となった成年女子カナディアンシングルの宇都宮栞。9日(25ゲート)の5位入賞という結果や、10日のレースで15ゲートのうち10本目までノーミスでこぎきった収穫を振り返り、晴れやかな表情を見せた。

 駿河台大の入学とともに今春から競技を始めた宇都宮は、バレーボールから転向した異色の経歴の持ち主。野村高ではアタッカーとして活躍し、県総体ベスト8に導いた。引退のタイミングで県の国体担当者と親交のあった顧問から勧められたことがきっかけだった。イメージが湧かず悩んだが「面白そう」と国体を視野にカヌーを始めた。バレーで培った肩の強さはカヌーで生きており、「流れの速い所でもパドルで踏ん張れる」と笑い。

 9日に見せた快進撃は再現できなかったが、序盤から積極的に攻めるプレーが会場の大声援を呼んだ。駿河台大の藤野強監督(55)は「入賞したいという強い意志が感じられ、ほめてあげたい。レースで得た自信が苦難を乗り越えるステップになる」と目を細めた。

 流れの激しさや転覆の恐怖と闘う宇都宮。通過できるゲートの数や完走したレースなどが増え、自らの成長が競技への原動力となっている。「悔しさをバネにもっと上を目指したい」。さらなる飛躍を胸に、前を向いた。

#宇都宮栞 

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