ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2018
1118日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

えひめ国体 あと1カ月 高める心・技・体

サッカー 中野圭(FC今治)

2017年8月30日(水)(愛媛新聞)

練習で汗を流すFC今治のDF中野圭=16日午前、今治市高橋ふれあいの丘

練習で汗を流すFC今治のDF中野圭=16日午前、今治市高橋ふれあいの丘

【曲折を経て静かな闘志】

 「地元での国体に懸ける思いは強い。これまで支えてくれた指導者や家族らに恩返しができれば」。サッカー成年男子に出場するFC今治のDF中野圭(29)=松山市出身=はかつて、Jリーグ1部(J1)のチームに所属するなど将来を嘱望されていた。紆余(うよ)曲折を経てベテランとなった今、静かに闘志を燃やしている。

 松山工高から進んだ高知大で主将を務めると、2009年の全日本大学トーナメントでは準優勝に貢献。Jリーグ特別指定選手として在学中に愛媛FCに加入し、10年に当時J1の山形に入団した。

 だが、「プロになってからは良い思い出がない」。自信を持って門をたたいた世界は甘くなかった。出場できたのは、3シーズンでリーグ戦1試合のみ。試合や練習を積んでも下手になるような感覚に襲われたという。

 転機は、当時日本フットボールリーグ(JFL)の佐川印刷(京都)への移籍。出場機会に恵まれると、14年にはベストイレブンにも選ばれた。

 FC今治には15年、指導者兼選手で活動する県競技力向上対策本部のスポーツ専門員として入団。16年からは高校教諭となり、現在は今治西高の定時制で体育を教えながら練習に励んでいる。

 教員と選手の両立は多忙を極める。練習に参加できなかったり、早めに切り上げたりすることもある。だからこそ「常に全力で」と真正面からサッカーに向き合っている。

 チームはJFLリーグ戦の真っ最中で、中野もスタメンとして活躍。国体に向けて「頂点を取りたい。目立つ選手ではないが、チームを落ち着けるなど玄人好みのプレーを見てほしい」。深みを増した端正なマスクで語った。

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。