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はるばる愛媛へ 活躍期す県外出身者

<5>相撲成年・由留部圭祐選手 優勝して地域に恩返し

2017年8月25日(金)(愛媛新聞)

西予市役所の窓口で住民票などの手続きをする由留部圭祐選手=18日午後、西予市宇和町

西予市役所の窓口で住民票などの手続きをする由留部圭祐選手=18日午後、西予市宇和町

 「相撲がなければ今の自分はない。優勝して、相撲がめぐり合わせてくれた人たちに感謝を伝えたい」。成年に出場する由留部圭祐選手(24)は愛媛国体を「人生の大勝負」と位置付け、地域住民や同僚への恩返しを誓う。

 福岡県出身。小学1年の時に相撲好きの祖父と地元の道場を訪れた。以来、試合を重ねるたびに競技の奥深さに魅了された。「勝負は一瞬。緊張感のある駆け引きがたまらない」と話す。日本体育大学4年の2014年には東日本学生体重別選手権の無差別級で準優勝、全国学生選手権団体戦では頂点に立った。

 14年11月、乙亥大相撲のアマチュア招待選手として西予市野村町を訪れた。そこで選手らの真剣な取組や住民の盛り上がりに触れ、「相撲への愛を感じて、うれしかった」。卒業後の進路を考えていた際、愛媛国体への出場を打診され「これまで培った技術を生かしたい」と移住を決意。15年4月に県のスポーツ専門員となった。18年に国体を開催する福井県からも誘いがあったが、「決まり手」は乙亥大相撲で出会った人たちとの縁だったという。

 身長181センチ、体重155キロ。押し相撲に強く、鍛えた体幹でまわしを取り一気に攻める。「立ち合いの圧力がすごく、瞬発力もあり器用。確実なポイントゲッター」と上杉博賢監督(38)も厚い信頼を寄せる。

 活動拠点の野村高校では、練習の傍ら部員の指導にも尽力する。今春就職した西予市役所では市民課に配属。窓口で大きな体を丸め、笑顔で接客する姿は「癒やしキャラ」として人気で、町を歩けば多くの住民から温かい声援が送られる。先輩の稲口智博さん(33)は「毎週末の遠征で自分の時間もない中、西予のために頑張っている。国体では優勝を」と期待する。

 国体後も西予市に残り、「ジュニアの育成などに力添えしたい」と語る。練習環境の良さや、おいしい魚も気に入ったが、温かい住民の存在が一番の支え。「喜んでほしいと思える人ができた。(昨年の岩手国体に続く)総合優勝で2連覇できたら最高」と横綱級の活躍を誓う。

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