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国体レガシーどう生かす

昨年開催の岩手 東京五輪へ選手強化

2017年8月20日(日)(愛媛新聞)

ナイター設備が整ったグラウンドで練習に励む岩手県の成年ホッケーチーム=7月下旬、岩手県岩手町

ナイター設備が整ったグラウンドで練習に励む岩手県の成年ホッケーチーム=7月下旬、岩手県岩手町

 

ナイター設備が整ったグラウンドで練習に励む岩手県の成年ホッケーチーム=7月下旬、岩手県岩手町

ナイター設備が整ったグラウンドで練習に励む岩手県の成年ホッケーチーム=7月下旬、岩手県岩手町

 

 愛媛国体・全国障害者スポーツ大会の開幕まであと1カ月余り。愛媛県にとっては両大会の円滑な運営に加え、国内最大のスポーツの祭典を開催した経験をレガシー(遺産)として今後どう生かすかも課題となる。2016年の開催県である岩手県では取り組みが進む。

 

 県北部の岩手町。7月下旬の夕暮れ、明るく照らされたグラウンドに、ホッケーのスティックを持った選手が続々と集まってきた。16年の岩手国体に出場した成年男女のチームで、約15人が町のグラウンドを拠点に練習に励んでいる。

 グラウンドは国体を控えた15年、町が人工芝にリニューアルしナイター施設も整えた。選手の松村和樹さん(29)は「以前は土日の日中の練習だけだったが、ナイター設備ができて平日の夜も練習できるようになった」と感謝する。

 岩手県のホッケーは「国体の得点源」(県)。岩手町は前回1970年の岩手国体でホッケーの会場となったことを機に、ホッケーを軸にしたまちづくりに取り組んできた。子どものころから競技に親しむ環境の上に、国体に向けた施設改修や競技力強化も加わり、2016年の国体で少年女子が準優勝、少年男子は3位の成績を収めた。

 国体で醸成された機運を今後につなげようと、県は17年度当初予算で両大会のレガシーを生かす文化・スポーツ施策を柱の一つに位置付けた。競技能力の高い「スーパーキッズ」の育成など、20年の東京五輪・パラリンピックに向け選手強化や指導者育成などに力を入れている。

 一方、東日本大震災からの復興途上でもあり、スポーツ関連の予算は前年度より落ちた。遠征などへの助成費が減り、県スポーツ振興課は「限られた予算で効率的に競技力強化に結び付けていくこと」を課題に挙げる。

 県内ではボクシング、自転車、ウエートリフティング、レスリングといった競技で地域から盛り上げようという機運もあるという。強豪選手が育つ岩手町のように、地域を巻き込んだ環境整備が今後のスポーツ振興の鍵を握りそうだ。

 ホッケー成年チームの藤原研樹監督(41)は「50年に1度の国体という機会に恵まれ、選手の頑張りが実を結んだ。さらなる強化、世代交代も見据えて頑張っていきたい」と前を向く。

 

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