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裏方で支える人たち

<5>企業ボランティア 地域サポートが根底に 

2017年8月18日(金)(愛媛新聞)

県の出前講座を受ける大同生命保険松山営業部の社員。大会の概要や障害について理解を深め、手話も体験した=7月3日午後、松山市南堀端町

県の出前講座を受ける大同生命保険松山営業部の社員。大会の概要や障害について理解を深め、手話も体験した=7月3日午後、松山市南堀端町

 国体と全国障害者スポーツ大会(障スポ大会)には多くの企業や個人、団体が協賛、ボランティアとして参加する。その中で障スポ大会を長年支えている企業の一つが大同生命保険だ。

 10月に行われる愛媛大会には、松山営業部から約50人が参画する。四国各県の支社や関連企業なども合わせると、大会を通して延べ300人以上が集まり、恒例のミニゲームブースを設ける予定だ。マグネットダーツやボウリングなどは昨年の岩手大会でも好評で、ボランティア参加者はゲームの補助や景品の受け渡しなどに汗を流す。

 始まりは1992年。創業90周年を迎え、持続的な社会貢献事業を模索していた大同生命保険は、「国連・障害者の十年」の最終年に始まった「全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)」=障スポ大会の前身=への特別協賛に乗り出した。

 「相互扶助の精神が生命保険の成り立ちなので、地域の人たちをサポートできればという思いが根底にあった」と広報部の宮路茂樹社会貢献担当部長(57)。当初は清掃などの大会運営をメインに担っていたが、徐々に大会を楽しんでもらう方向へシフトした。25年間で延べ1万人以上が携わり、「社員が自然と他のボランティアにも参加することにつながっている」(宮路部長)と社内の雰囲気を変え、伝統をつくった。

 同社はパラアスリートの育成などにも活動の幅を広げ、現在は2012年ロンドンパラリンピックのアーチェリー女子個人で5位に入賞した永野美穂選手(今治市出身)が所属する。

 山本累・松山営業部長(45)は「大会で得た経験を実生活にも生かしてほしい」と期待を込めた。愛媛大会に向け、同営業部では障害への理解を深めようと県の出前講座に参加するなど準備を進める。

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