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争点見えず関心低調

八幡浜市議選を振り返って

2017年8月8日(火)(愛媛新聞)

 20人が出馬した6日投開票の八幡浜市議会議員選挙(定数16)は、現職13人と新人3人が当選した。定数に対して1超だった2013年の前回と比べ、今回は4超で数字上は激戦のはずだが、明確な争点が見られず市民の関心は低調。投票率は過去最低だった前回をわずか0・09ポイント上回る64・17%に終わった。

 選挙期間を通じ、市民から「市の課題や将来に対する候補者の考え方が見えてこない」などの冷ややかな声が聞かれた。議会改革や議員の若返りによる活性化を望む声も根強い。今回の改選で40代が2人加わるが、当選者の平均年齢は60・7歳で前回改選時とほぼ同じ。30代以下の立候補者はゼロで、今後も人口減少や高齢化が進む中、若者世代の政治参画は大きな課題だ。

 新人に目を向けると、前八幡浜市長の次男で、元衆院議員の県議が兄の、最年少44歳の元市職員がトップ当選。共産候補は1月まで市議を務めていた母の地盤も受け継ぎ、上位に入った。出身者を含め4人が乱立した日土地区は、前市消防団長がベテラン現職と入れ替わる形で当選圏に滑り込んだ。新たな風を吹き込むことができるのか期待がかかる。

 人口減少問題やかんきつ、漁業の担い手確保といった地場産業の活性化など課題が山積する八幡浜市。議員は理事者との緊張感を保ちながら、市民に見える形でチェック機能を果たす必要がある。

 

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