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少雨…祈りの国体

今治・玉川湖ボート競技 コース短縮、対応協議

2017年8月3日(木)(愛媛新聞)

水不足により競技運営への影響が懸念される玉川湖ボートコース=2日午後、今治市

水不足により競技運営への影響が懸念される玉川湖ボートコース=2日午後、今治市

 少雨による水不足で、9~10月開催の愛媛国体・全国障害者スポーツ大会への影響も懸念されている。渇水が続いた場合、ボート競技のコースを短縮するなど運営の変更を迫られる可能性があり、関係者は対応を協議している。

 国体37競技と障スポ大会13競技のうち、海を除いた会場で水が必要なのはボートやカヌー、水泳だ。

 中でもまとまった雨が降らず懸念されているのは玉川ダムの玉川湖(今治市)でのボート競技。県玉川ダム管理事務所によると、2日時点の貯水率は55%と平年より37・3ポイント低い。千メートルのコースを設ける予定だが、水面が狭まり、700~800メートルに短縮する可能性が出ている。

 会場を設営する今治市国体推進課は「生活用水にまで影響が出た場合は、想定以上の対応が必要になるかもしれない」。県ボート協会の渡部大輔理事長は「距離が長いほど実力を発揮しやすい競技で、短くなれば展開が読めなくなる場合もある」と説明。お家芸として県勢の活躍が期待されるだけに状況に応じたシミュレーションを始めたという。

 一方、鹿野川ダムの鹿野川湖(大洲市)が会場のカヌー競技(スプリント)は「雨でほぼ満水状態が続いており支障はない」(市えひめ国体推進課)。逆に「放流が必要な状況では競技が実施できない」と台風などによる大雨を警戒する。

 競泳や水球などの水泳競技は、アクアパレットまつやま(松山市)の特設プールで実施。石手川ダムも2日時点で貯水率が平年値を下回っているが、県国体運営・施設課は「プールの水はろ過装置で循環して使うので基本的に問題はないだろう」との見方を示す。

 会期前に高知県で実施するカヌー競技のスラロームとワイルドウオーター、水泳の飛び込みも「現在のところ水不足の影響はないと聞く」とする。

 会期中、県内には選手や観客など延べ20万人が宿泊する見込み。両大会実行委員会で宿泊・衛生専門委員長を務める大木正治・県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長は「現在の見通しでは断水などはないのでは」とした上で「旅館営業には大量の水が必要。(1994年の)大渇水の教訓を生かし、道後の施設などは常に節水を意識している。いつも通りのおもてなしができるよう、今できる取り組みを続けたい」と語る。

 県国体運営・施設課は「今後の台風シーズン到来を見据えると、全体的な運営を左右するほどの渇水にはならないのではないか。無事に開催できるよう天候の変化を見守りつつ準備したい」としている。

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