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室町・江戸期の活動紹介

今治市水軍博物館で村上海賊の企画展

2017年7月11日(火)(愛媛新聞)

村上海賊の海の安全保障活動に焦点を当てた企画展

村上海賊の海の安全保障活動に焦点を当てた企画展

 村上海賊が担った海の安全保障にスポットを当てた企画展「守る海賊から船手(ふなて)組へ―村上海賊、その子孫と瀬戸内海」が今治市宮窪町宮窪、市村上水軍博物館で開かれている。戦国時代の活躍がクローズアップされがちな村上海賊の室町、江戸時代の活動を文書やパネルなどで紹介している。8月27日まで。

 東寺(京都市)の塩の荘園だった「弓削島荘」の記載が多く残る「東寺百合文書」を基に室町時代の役割をパネルで紹介。1349(貞和5)年の文書によると、幕府に命じられて治安維持のため弓削島(上島町)に赴いているほか、遣明船の警護に当たったことなどを説明している。

 能島村上家は江戸時代になると、萩藩毛利家で海上交通を担当した船手の任務に就く。9代当主景周(房周)への家督と船手の継承を示す、能島家現当主の村上文朗さん(77)=山口県周防大島町=が所有していた新発見の書状2通も初公開された。

 戦国時代に毛利輝元のめいが河野通直に嫁ぐ際、能島村上家が河野氏の本拠・湯築城(松山市)まで付き添ったことへの謝意を示す「福原元俊書状」も並ぶ。

 ほかに、朝鮮通信使や参勤交代での警護活動を表す文書、江戸時代に船に掲げた「紅地白引両上字紋幟」、参勤交代時に萩藩主の拠点となった「三田尻御茶屋之図」などを展示。「海の守り手」としての存在が分かるようになっている。

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