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愛媛で輝く 全国障害者スポーツ大会

<12>サッカー 指示に工夫 成長手応え 

2017年6月5日(月)(愛媛新聞)

障スポ愛媛大会に向け、実戦的な練習をする「えひめ i select」の選手ら=4月16日、今治市桜井の今治特別支援学校

障スポ愛媛大会に向け、実戦的な練習をする「えひめ i select」の選手ら=4月16日、今治市桜井の今治特別支援学校

 相手を見て、仲間を見て、パスをつないでゴールに迫る。知的障害者サッカーに出場する「えひめi select」の菅英希監督(31)は「組織的な動きができ始めた」と成長に手応えを感じている。

 2014年に県サッカー協会が設立。今年は県内の10~40代の十数人が所属している。

 菅監督は、練習意図をただ「伝える」のではなく、「伝わる」ためにどうするかを考え、試行錯誤してきた。例えば攻撃は、三つのパターンに分けそれぞれに番号を振る。1ならサイドからゴール前にパスを出し蹴り込む。2なら中央からの縦パスをサイドの選手が走り込んでシュートといった具合に、ひとまとまりの連係プレーをシンプルな数字に置き換えた。指示内容をスピーディーでわかりやすくするための工夫だ。

 日々の努力は少しずつプレーに表れてきた。4月上旬、全国障害者スポーツ大会に挑む広島のチームとの練習試合では、左サイドから中央に折り返したボールをFWの東村琉選手(18)が押し込み先制点を奪った。後で失点して引き分けたが、菅監督は「ゴールを決めるための位置取りを考えるようになってきた」と実感。これまで公式戦で1勝のみのチームにとっては、大きな進歩だった。

 技術面以外でもたくましさが出てきた。当初、指示を受けなければ行動しなかった選手が進んで練習道具を準備。グラウンドでは選手間で指示を出し合うようになった。大塚秀成主将(20)が時に厳しい指摘を交え奮起を促せば、小笠原大和副主将(22)が柔らかな口調で仲間をまとめる。

 5月初旬には県内で3日間開かれた高校生の交流大会に参加。勝てなかったが日を追うごとに相手のスピードに順応できた。

 地元開催の障スポ大会では「感動を呼ぶプレー」を見せたいと一丸でスキルアップを図っている。=おわり

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