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愛媛で輝く 全国障害者スポーツ大会

<10>フットベースボール 冬場鍛錬、キック力充実 

2017年6月2日(金)(愛媛新聞)

打撃練習をする今治特別支援学校生=5月11日午後、今治市桜井

打撃練習をする今治特別支援学校生=5月11日午後、今治市桜井

 投げて、蹴って、走って、守って。選手は全身を使って、グラウンドで躍動していた。ソフトボールとほぼ同じルールのフットベースボール。県内唯一のチームが今治特別支援学校にあり、愛媛大会での優勝を目指し汗を流している。

 「もっと前」「バック、バック」。5月中旬、守備練習でボールの落下位置を指示する在校生や教員の声が響く。この日は風が強く、ボールが予想以上に戻されたり、伸びたり。同校教諭の森本康太監督(32)は「本番の会場を想定し、強風の日に合わせてフライの捕球をしている」と入念な準備を進める。

 チームは愛媛大会に向け、2012年に在校生で結成された。現在、在校生と卒業生の計17人が所属し、練習は月―金曜の放課後と土日に実施。放課後は在校生が基本練習、土日は卒業生を交えて実戦練習に取り組む。セカンドを守る八塚海人選手(17)は「チームワークが良く、一致団結している」とチーム状況を話す。

 競技は9人制。バットやグラブを使わず、投手が股の下から両手で転がしたサッカーボールを打者が蹴ってプレーする。塁間が約15メートルと短く、守備のミスが勝敗を分けることも。森本監督は守備を重視し強化に努めた。さらに、冬場は筋トレなどを行い、基礎体力をアップ。キック力が増して攻撃面も充実してきた。

 選手は昨年9月の西日本大会で、強豪の山口県を破り自信をつけた。ただ、県内には競技チームがなく、実戦経験の少なさが課題。森本監督は「他の学校や地域の人に協力してもらい、練習試合を数多くこなしたい」と見据える。八塚選手は「先制点を取って自分たちのリズムで試合ができれば」と、経験を積むことで理想のゲーム展開に近づけていくことを誓った。

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