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ボランティア、延べ1500人

障スポ・リハ大会、本番へ汗 手話・筆談で選手支える

2017年5月29日(月)(愛媛新聞)

開始式を手話や印刷した文章で伝える情報支援ボランティア=28日、西条市ひうち陸上競技場

開始式を手話や印刷した文章で伝える情報支援ボランティア=28日、西条市ひうち陸上競技場

選手をもてなした笑家のブース=28日、今治市石文化運動公園

選手をもてなした笑家のブース=28日、今治市石文化運動公園

選手が休憩する間、コートのモップかけをする高校生=28日、伊予市森

選手が休憩する間、コートのモップかけをする高校生=28日、伊予市森

 全国障害者スポーツ大会のリハーサル大会が行われた27、28の両日、各会場ではボランティア延べ約1500人が手話や筆談、受付などを担当し、本番を見据えて大会を支えた。

  ◇    ◇ 

 サッカーが行われた北条スポーツセンターでは、観戦に訪れた聴覚障害者の男性に、手話で客席の盛り上がりを説明。声援や選手交代の放送を伝えた徳永五月さん(53)は「熱を帯びる客席の様子を知らせることでみんなと同じ瞬間を楽しんでもらえたと思う」と顔をほころばせた。

 フライングディスク会場の西条市ひうち陸上競技場では、競技中もボランティアが手話や筆談で開始の合図を伝えたり、選手同士の会話を助けたりした。四国中央医療福祉総合学院1年向井舜さん(18)は選手にディスクを渡す係を担当し「投げ方に合わせて渡すタイミングや距離を工夫した。選手の挑戦をサポートできた」と汗をぬぐっていた。

 アーチェリーが行われた今治市石文化運動公園では、障害者スポーツについて学ぶ聖カタリナ大3年渡辺早智さん(20)が受付案内係を担当。「地元今治での開催とあって参加した。アーチェリーについても学びたい」と話した。

 水泳会場のアクアパレットまつやまでは、選手や観客に冷たい飲み物が振る舞われた。笑顔でコップを手渡した松山市の会社員石崎可奈子さん(27)は「地元開催は一生に一度の機会。本番でも喜んでもらえたらうれしい」と意気込んだ。

 一方、競技補助員として参加した中学生、高校生も活躍した。

 県総合運動公園ニンジニアスタジアムでは陸上競技を実施。選手がスタート地点で脱いだ上着を回収しゴール後に渡す役を担った松山市南第二中2年山本浩史朗さん(13)は「みんな頑張って笑顔で走っていて最後のうれしそうな顔がいいなと思った」。

 松前総合文化センターであったサウンドテーブルテニスでは、卓球部の高校生が選手団の先導や視覚障害のある選手の誘導などに汗を流した。

 県武道館などのバレーボール会場では、高校生が線審やモップキーパーとして参加。選手が膝をつけばコート内へ駆けつけ床を拭き、試合直前にはネットの張り具合を正確に計って修正を加えるなど、普段とは違う形で輝きを放った。

 各会場では、障害者が勤める小規模作業所によるブース出店もあった。アーチェリー会場で手作りの品を販売した今治市吉海町と上浦町の小規模作業所「笑家」の大成明美さん(77)は「選手を応援し、島や作業所を知ってもらえるように交流したい」と話した。

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