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愛媛で輝く 全国障害者スポーツ大会

<3>アーチェリー 全選手、メダル獲得目標 

2017年5月25日(木)(愛媛新聞)

県身体障害者アーチェリークラブの練習会で黙々と矢を放つ井上幸一選手=8日夜、松山市道後町2丁目

県身体障害者アーチェリークラブの練習会で黙々と矢を放つ井上幸一選手=8日夜、松山市道後町2丁目

 「健常者と身障者の区別なく、ガチンコの勝負ができる」。県身体障害者アーチェリークラブの平塚雄二副会長(61)は、競技の魅力を語る。下半身まひや聴覚障害など選手のハンディキャップはさまざまだが、的の大きさや距離は変わらない。同じ基準で評価するスコアの向上を目指し、県内の選手は日々腕を磨く。

 28日に今治市の宮窪石文化運動公園で開かれるリハーサル大会が、代表選考会を兼ねる。県代表入りが有力視されるのが、県内参加者のほとんどを占める同クラブのエース、井上幸一選手(44)=松山市=だ。

 5月上旬、松山市内の体育館に、黙々と矢を放つ井上選手の姿があった。車いすに座り、分厚い上半身で重そうな弓を引く。競技歴は3年に満たないが、今年4月には県内外の大会で2連続優勝するなど、めきめきと頭角を現している。

 「苦労したが、ようやくフォームが固まってきた」と成長を実感する。練習場所の問題が常に立ちふさがるアーチェリーだが、自宅の押し入れに立てた畳を目掛け、至近距離から矢を射る独自の練習環境を構築。ビデオで繰り返しチェックすることで、安定したショットを身に付けてきた。「本大会では、プライドを持って愛媛勢が勝つところを見せたい」と活躍を思い描く。

 全体のレベルアップも順調だ。クラブでは2016年12月から、月に1度試合形式の記録会を実施。森岡靖雄会長(48)は「試合に不慣れな選手が多い中、徐々に成果が出てきた」。6月には県外の専門家を招き、追い込みを掛ける。

 障害の種類などで細かくカテゴリーが分類され、メダルラッシュも期待できる種目。森岡会長は「出場メンバー全員でメダルを取りたい」と力強く話した。

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