[春季高校野球・四国地区大会]第3日 決勝
【松山聖陵 7-8 明徳義塾】松山聖陵、頂点届かず 明徳義塾延長サヨナラ
2017年5月6日(土)(愛媛新聞)
第70回春季四国地区高校野球大会は5日、徳島県の鳴門オロナミンC球場で決勝を行った。愛媛2位校の松山聖陵は明徳義塾(高知1位)に延長戦の末7―8でサヨナラ負けし18年ぶりの優勝を逃した。明徳義塾は昨秋に続き四国大会を制し、3年ぶり10度目の優勝。
松山聖陵は同点の九回に松本の適時打で勝ち越したがその裏に追いつかれ、延長十一回に犠飛を打たれて敗れた。
【鳴門オロナミンC球場】
▽決勝(9時58分)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 - 松山聖陵 2 0 1 0 0 2 0 1 1 - 明徳義塾 0 3 0 0 0 3 0 0 1 -
10 11 計 - - - - - - - 松山聖陵 0 0 7 - - - - - - - 明徳義塾 0 1X 8 - - - - - - - (延長十一回)
▽三塁打 谷合
▽二塁打 久後
▽犠打 松6(佐々木、諏訪部2、吉田、川崎、渋谷)明4(佐々木、筒井、近本、北本)
▽盗塁 松1(岡本)明4(島田2、佐々木、近本)
▽失策 松3(星本、松沢、吉田)明2(島田、盛田)
▽捕逸 筒井
▽球審 松島
▽塁審 佐竹、福谷、栗栖
▽試合時間 3時間39分

【松山聖陵―明徳義塾】3回裏松山聖陵1死二塁の守り、捕手佐々木(左)が二塁に送球し、三塁手吉田(中央)が二走をタッチアウトにする=鳴門オロナミンC球場

【松山聖陵―明徳義塾】3回裏松山聖陵1死二塁の守り、捕手佐々木(左)が二塁に送球し、三塁手吉田(中央)が二走をタッチアウトにする=鳴門オロナミンC球場
【評】松山聖陵は、長打なしの17安打で7得点。延べ6人の継投で粘り強く戦ったが、延長戦で敗れた。
一回に先頭打者の佐々木が四球を選び、富里のバントヒットと松本、松沢の連打で2点を先制した。5―6の八回には、松本の左前打と敵失、犠飛で同点。九回1死二塁で松本が適時打を放ち一時リードした。
投手陣は16安打を打たれながら、小刻みな継投でしのいだ。最後は延長十一回、三塁打と犠飛でサヨナラ負けを喫した。