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発信!高校生記者 特大号<vol.2>

「応援は励み? 重荷?」新旧アスリート座談会 新居浜西高取材班

2017年5月1日(月)(愛媛新聞)

【重圧に負けない精神を】真鍋

【「頑張れ」より「頑張ろ」】岡部

【多くの会場に足運んで】秋月

選手にとって応援とは? 座談会で語りあう新居浜市出身の新旧アスリートら

選手にとって応援とは? 座談会で語りあう新居浜市出身の新旧アスリートら

選手にとって応援とは? 座談会で語りあう新居浜市出身の新旧アスリートら

選手にとって応援とは? 座談会で語りあう新居浜市出身の新旧アスリートら

 メディアをにぎわせる「優勝候補」「金メダルに王手」といった見出しやうたい文句は、実はスポーツ選手のプレッシャーになっているのではないか-。「えひめ国体」「えひめ大会」を前に応援のあり方を考える座談会を開き、新居浜出身の新旧アスリートが意見を交わした。出席者は、ロス五輪重量挙げ銅メダリストの真鍋和人さん(58)、障がい者水泳で活躍する新居浜東高2年の岡部歩乃佳さん(16)、元甲子園球児で現在は新居浜市役所国体推進室に勤務する秋月良宏さん(31)の3人。

 -観客の期待がそのまま応援に入り込むと選手にとってはプレッシャーになる?

障がい者水泳 岡部歩乃佳さん

障がい者水泳 岡部歩乃佳さん

障がい者水泳 岡部歩乃佳さん

障がい者水泳 岡部歩乃佳さん

 岡部 注目されるのはうれしいけど、平常心で試合に臨めないこともあった。結果を残せなかった時は「応援してくれたのにごめん」と思ったり…。

 真鍋 1984年ロス五輪で「金メダル第一号」と期待されたが結果は銅メダル。実はけがをして出場すら危ぶまれる状態だった。過去の大会で失格となった先輩が「ビリでもいい。五輪に出た証し、つまり記録だけでも残してきなさい」と声を掛けてくれた。レベルが上がるほど周囲の期待も大きくなる。アスリートはプレッシャーに負けないメンタルを鍛えることも大切。

 -アスリートは応援を力に変えられる。

元甲子園球児 秋月良宏さん

元甲子園球児 秋月良宏さん

元甲子園球児 秋月良宏さん

元甲子園球児 秋月良宏さん

 秋月 野球は団体競技で「チームのために」といった(勝利への)動機付けを自分以外に求めることができる。甲子園でも応援は励みになり重荷ではなかった。

 岡部 応援してくれるってことは私のことを知ってくれているってこと。自分の実力以上の力を引き出してくれる。応援してもらえるのは当たり前ではなく感謝の気持ちを忘れずに競技に臨みたい。「頑張れ」より「一緒に頑張ろ!」みたいな声を掛けてもらうと本当にうれしい。

 -国体は、他の競技大会とは違った応援スタイルを取り入れている。

 秋月 例えば愛媛県民を全国の都道府県ごとの応援担当に割り振るシステム。県外の選手を応援して愛媛の良さを伝えたり、他県の良さを知ったりできる。選手は他県の人からも応援される。

五輪重量挙げ銅メダリスト 真鍋和人さん

五輪重量挙げ銅メダリスト 真鍋和人さん

五輪重量挙げ銅メダリスト 真鍋和人さん

五輪重量挙げ銅メダリスト 真鍋和人さん

 真鍋 初出場した国体で、泊めてもらった民泊の方たちが家族のように応援してくれた。自分の地元ではなく、他県選手の私を応援してくれることがうれしくてうれしくて。このあったかさ、一体感、「これぞ国体!」。

 岡部 去年の「いわて大会」では同年代のボランティアの方が付きっきりでサポートしてくれた。リラックスできたし試合を楽しむこともできた。他の大会とは全然違う。大会に出るのが楽しみ。

 秋月 どんな形であれ「関わる」ことが応援になる。「えひめ国体」「えひめ大会」では、地元の人たちが少しでも多く会場に足を運んでくれるようアピールしたい。

 

【新居浜西高取材班】

新居浜西高校取材班

新居浜西高校取材班

新居浜西高校取材班

新居浜西高校取材班

 高校生の中には国体の魅力も応援の参加方法も知らない人が多い。私たちは「高校生記者」の取材を通して国体の魅力を感じられるけれど…。一般の生徒のアンテナにもキャッチされやすい具体的な宣伝が必要だ。そんな記事を発信していきたいし、高校生の意見を反映してくれる場もほしい。私たちの力で「えひめ国体」「えひめ大会」の会場を満員にしてみたい。(み)

 

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