ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2018
818日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

松山・柳井町周辺に注目

愛媛大生ら制作、まちの雑誌 楽しみ方提案

2017年4月27日(木)(愛媛新聞)

地域雑誌「やないすと」を創刊した愛媛大の学生ら=19日、松山市柳井町1丁目

地域雑誌「やないすと」を創刊した愛媛大の学生ら=19日、松山市柳井町1丁目

 シンボルマークの風車がくるくる回り、ゆったりとした時間が流れる商店街…。松山市柳井町周辺の暮らしや文化を掘り下げる地域雑誌「やないすと」を愛媛大の学生らがこのほど、創刊した。若者の視点や感性で普段は目に留まりにくいまちの魅力を発信している。

 30代の子育て世代などに地域への関心を高めてもらおうと、愛媛大法文学部の山口信夫特任准教授のゼミ生5人が企画した。店と住居を兼ねた家が多く、住民の息づかいを感じられる柳井町エリアに着目。2月から商店街を取材するなどして制作を始め、1カ月で完成させた。松山ビジネスカレッジクリエイティブ校の学生3人も写真撮影などで協力した。

 創刊号はA5判、14ページ。柳井町商店街内に建築中の賃貸物件を取り上げ、20代女性がその物件に住むという設定で、町での買い物など日々の生活の楽しみ方を提案。2014年に古書店を開店した店主へのインタビューのほか、商店街入り口を定点観測し、時間帯などによって異なる風景を切り取っている。

 中心市街地から近距離にあるものの、学生自身も柳井町に積極的には足を運んだことがなかったといい、1月から週1回、商店街の清掃ボランティアに取り組みながら地域の魅力を探ってきた。

 愛媛大3年の吉本享平さん(20)は「人通りは少ないが、商店街にはいつも多様なジャンルのBGMが流れ、趣のある古書店があるなど町歩きをすると面白かった」と語る。

 地域に密着した情報誌は地元店主にも好評だ。活性化に向けたイベントを手掛ける柳井町商店街の渡部勝平理事長(37)は「にぎわい創出のため空き店舗へのテナント誘致などが課題の中、若い子の視点を生かしたクオリティーの高い雑誌が発行されてうれしい」と話す。

 「やないすと」は計3回発行し、次号は7月の予定。永木町や河原町など柳井町から徒歩圏内のエリアにもスポットを当てる。

 創刊号は無料だが、次号から1冊200円で販売する方針。同大3年西田さきさん(20)は「暮らしや歴史、人物に一歩踏み込み、まちの生きるストーリーを伝えたい。お金を払って読んでもらえるだけの価値を付けていければ」と意気込んでいる。

 創刊号は千部作製し、浮雲書店(同市柳井町1丁目)や松山アーバンデザインセンター(同市湊町3丁目)など市内外の30カ所で手に入る。配布先や活動内容はフェイスブック(https://www.facebook.com/871st/)に掲載している。

    この記事は【E4(いーよん)】を購入、または読者会員に登録すると、続きをお読みいただけます。

    おすすめ記事

    <プレスリリース>一覧

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。