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版画、失敗恐れずに 

宇和島・遊子小24人 名嘉睦稔さん指導

2017年4月21日(金)(愛媛新聞)

児童の作業を優しく見守る名嘉さん(右)

児童の作業を優しく見守る名嘉さん(右)

 沖縄県在住の版画家名嘉睦稔さん(63)が小学生と一緒に木版画を作るワークショップ「ボクネンさんと魚を創ろう」が20日、宇和島市遊子の遊子小学校であった。児童は名嘉さんの熱心な指導を受けながら、大きな魚をテーマにした作品づくりに挑戦した。

 県美術館(松山市堀之内)で開かれている個展「名嘉睦稔展―風の伝言を彫る」(5月7日まで、愛媛新聞社など実行委員会主催)に合わせ、子どもたちに美術の楽しさを肌で感じてもらおうと実行委が実施。「星降る段畑」などの絵で題材にした宇和島市遊子水荷浦地区の段畑に近い同校の4~6年24人が参加した。

 名嘉さんが手本を見せた後、児童は早速はがきサイズの版木の彫刻にチャレンジ。「失敗を恐れずイメージしたまま表現してみて」と助言をもらい、花やアニメキャラクターなどを思い思いに彫り進めた。沖縄の植物が原料の月桃紙に刷った絵を裏彩色の技法で色付けし、名嘉さん作のナポレオンフィッシュの木版画にうろことして貼り付けていった。仕上げに全員の署名を入れ完成させると、目を輝かせてわっと歓声を上げていた。

 名嘉さんは「楽しそうに作業している子どもの表情が印象的だった。作る興奮を共有できて幸せ」と話し、「遊子が自分にとって特別な場所になった」と感慨深げだった。

 出来上がった縦90センチ、幅220センチの作品は同個展に展示する予定。

 

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