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愛媛の祭典あと半年 愛媛国体総点検

<1>会場整備や宿泊提供 リハ大会教訓万全期す 

2017年3月30日(木)(愛媛新聞)

サッカーのライン跡が盛り上がった天然芝。愛媛国体までに補修される=15日、松山市大浦

サッカーのライン跡が盛り上がった天然芝。愛媛国体までに補修される=15日、松山市大浦

 「愛媛のグラウンドは良かったと言ってもらえるよう最良のコンディションで国体を迎えたい」。開幕まで約半年に迫った3月中旬、サッカー成年男子の会場となる松山市大浦の北条スポーツセンター陸上競技場では、天然芝の補修に向けた競技場関係者と業者との打ち合わせが始まった。

 きっかけは昨年10月のリハーサル大会。競技団体から「ゴールが傾いている」との指摘があった。原因はゴールライン部分の地面の膨らみ。白線を引くために使う石灰が堆積して固まり、天然芝が線状に盛り上がっていた。

 リハ大会はゴール後部に人工芝を敷いて傾きを修正したが、ピッチには他にも同じようなライン跡が見える。天然芝がはがれた所に土をかけて発芽させる補修作業の繰り返しで、傷みやすいピッチ中央やゴール前は盛り上がった状態だ。

 プレーへの影響を懸念し、松山市や指定管理者の市文化・スポーツ振興財団は、土を平らにし芝を張り替える工事を予定。ピッチの維持管理を担う桐木伸親さん(50)は「全国から選手が集まる一大イベント。会場の準備はきっちり行う」と気合を込めた。

 国体会場となる施設は県外開催競技を含め延べ81カ所。2016年度はリハーサル大会が実施され、施設整備は仮設プールなどを除き完了した。

 ただ競技に直接影響しない施設の改修は市町の裁量次第。予算確保や長期的な管理計画に基づく対応が必要となるため「国体名義」には限界があるが、広場の段差解消やトイレの一部洋式化に取り組む自治体もあり、快適な環境づくりが進められている。

      ◇

 万全の態勢で競技に臨むには安心できる宿泊と安全な食事が不可欠。愛媛国体・全国障害者スポーツ大会の実行委員会は1~2月、宿泊や弁当調理施設への衛生講習会を開き、食中毒や感染症の予防を訴えた。

 「調理場は毎日掃除して整理整頓を」「手洗いの方法まで確認するのが管理責任者の役目。絶対に事故を起こさないように」。異物の混入防止策や従業員の健康チェックなど保健所職員による指導は多岐にわたり、施設関係者は真剣な表情でメモを取っていた。

 県の試算では、愛媛国体の宿泊人数は延べ17万人。1日当たりの宿泊者数はピーク時に約2万人とされ、2月末現在で約94%に相当する1万8807人分の客室を確保した。「開催中、前半と後半の競技が重なる時期などピンポイントでの客室提供を施設にお願いする。あとひと頑張り」と奮起する県。残り半年で、客室を有効に活用する配宿シミュレーションを進める方針だ。

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