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待望の春 帝京第五48年ぶりセンバツ

<5>小瓶の土 大先輩の思いも託され

2017年3月8日(水)(愛媛新聞)

48年前に持ち帰った甲子園の土を宮下勝利主将(左から2人目)に渡し、握手を求める田渕修三さん=1月27日、帝京第五高

48年前に持ち帰った甲子園の土を宮下勝利主将(左から2人目)に渡し、握手を求める田渕修三さん=1月27日、帝京第五高

 選抜出場が決まった1月27日。祝福に訪れた大勢の人々が帰り、静かになった学校のグラウンドに、野球部OBで48年前に甲子園に初出場した時の主将、田渕修三さん(65)が足を踏み入れた。手には甲子園の土が入った小瓶を握りしめていた。

 この日母校を訪れたのは、新たな歴史の一ページを刻んだ後輩たちに、お願いをするため。青春時代に汗を流した定位置の三塁ベース付近に土をそっとまいた後、「甲子園に返してきてくれ」と残りの土を選手たちに手渡し、がっちり握手を交わした。

 48年前、3番サードで甲子園に出場した田渕さん。「開会式でどうやって入場行進したかも覚えていない」ほど緊張していたという。大会初日の試合で釧路一(北海道)に0―2で敗れ、甲子園から早々に姿を消したのは苦い経験だったが、それも思い出。田渕さんはスパイクの裏に付いたという土を瓶に入れ、ずっと大切に手元に残してきた。

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