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県政の「コンパス」検証・17年度当初予算案

<1>開幕へ最終準備 遠征や視察費支援強化 

2017年2月20日(月)(愛媛新聞)

愛媛国体に向け練習に励む愛媛水球クラブのメンバー=14日、松山市市坪西町

愛媛国体に向け練習に励む愛媛水球クラブのメンバー=14日、松山市市坪西町

 「体を反転させて! よし、もう一回!」

 愛媛国体に向け、松山市市坪西町のアクアパレットまつやまで練習を重ねる愛媛水球クラブ。地元開催を前に11年に創設し、昨年は愛媛選抜として四国予選を突破、35年ぶりに国体の舞台に立った。全国の壁は厚いが、着実にレベルアップしている。

 9月30日の愛媛国体開幕まで半年余り。県は17年度当初予算案に競技力向上対策として5億2751万円を計上した。県外遠征費など競技団体の強化支援を柱とし、男女総合優勝の天皇杯、皇后杯の獲得を目指して総仕上げに挑む。

 水球は、県が新たに設ける「最重点強化配分」の対象。国体の主力となるターゲットエージ(中学3年~高校3年)では、配点が多い団体競技のうち8競技13種別に、県外遠征や強豪チームの試合視察に充てる費用を上乗せする。

 愛媛水球クラブは県内で唯一の水球クラブ。国体会場となるプールはアクアパレットの駐車場に仮設するため、県外の選手が練習で来県する機会はなく「強豪に比べ、試合経験が絶対的に不足している。攻守の駆け引きも重要な要素。国体までどんどん県外に出向いて経験を積ませたい」と村田建夫監督(68)は語る。

 選手で松山北高2年の竹田天真さん(17)は「実戦練習はやる気になるし刺激も受ける」と、本番を目前に控え臨戦モードだ。

 競技団体は、予選が免除される開催県の利点を生かし、他のブロック予選の視察に当たる。女子と少年種別が最重点強化配分の対象となる県ラグビー協会は「国体で対戦する相手の予選の試合を見るのと見ないのでは、1トライ1ゴール分の点差が生まれる」と戦力分析の重要性を強調する。

 ただ競技団体からは、遠征人数を証明する写真の撮影などに対し「公金を使うので必要性は分かるが、現場が指導やプレーに専念できるようにしてほしい」との声も上がる。施設の優先利用や利用料軽減など、県内での練習機会の確保へさらなる支援も必要とする。

 式典開催費や「おもてなし」などを含め国体関係に約100億円を計上した当初予算案。主役となる選手らの思いに応える最終準備が求められる。

 

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