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愛媛国体エール 著名人からの伝言

<7>西武ライオンズ選手 熊代聖人さん

2017年1月17日(火)(愛媛新聞)

今治西高のエースとして優勝した2007年の秋田国体を振り返る熊代聖人さん=11日午後、今治市営球場

今治西高のエースとして優勝した2007年の秋田国体を振り返る熊代聖人さん=11日午後、今治市営球場

 ―高校3年生だった2007年、夏の甲子園でベスト8入りし、秋に開かれた秋田国体の高校野球硬式に出場が決まった。

 日本一を目標に掲げて、本当に厳しい練習に耐えて臨んだ甲子園だった。一戦一戦勝ち上がりを目指していたが準々決勝で広陵(広島)に1―7で敗戦、この時は本当に悔しい思いをした。けれども、全国の多くの高校野球の3年生が夏の大会で引退する中、国体出場校に選ばれ、同級生と引き続いて一緒に野球ができるというところはうれしかった。広陵にリベンジできる機会にもなるので、燃えていた。

 

 ―国体では強豪校を次々と破り、決勝では甲子園で負けた広陵を倒して優勝した。

 個人的に印象深いのは1回戦の智弁学園(奈良)戦。本塁打を放つなど打撃で結果を出すことができていい試合だった。準決勝で(夏の甲子園を制した)佐賀北に勝ったのもうれしかったが、やはり決勝の広陵戦が最も心に残っている。ロースコアの接戦で引き締まった試合だったし、(2―1の)九回サヨナラ勝ちと最高の結末だった。最後の最後でチームが本当に一つになれた、練習をチームで乗り越えてきたことが報われた瞬間だった。電車で愛媛に戻ると今治駅前や学校で祝福を受けた。日本一という経験も人生初だったので、あの気持ちは今も忘れられないでいる。

 

 ―国体の現場で肌で感じたことは。

 まずは全国で12校しか選ばれない大会に出場できたという喜び。それと同時に愛媛代表であり、高校野球の代表の一チームということで、恥ずかしい試合はできないという緊張感はとても感じていた。

 力を与えてくれる球場内外での声援も印象的。これは甲子園にも言えることだが、出場すれば県全体が応援してくれるのを感じるし、現地での声援に、応えたいという責任感も芽生える。観衆に支えられているということは国体を通じても身をもって実感できた。

 

 ―愛媛選手団へ、メッセージを。

 スポーツの祭典であり、全国という大きな大会を地元開催で出場できるのはうらやましい。(自主トレーニングで使用した)今治市営球場も、僕が高校生の時とは見違えるほどにいい状態に変わっており、県外の方を胸を張って迎えられる施設になっている。

 選手の中には国体が競技生活の一つの区切りになる方も多いかと思う。代表というプレッシャーもあるだろうが、最後まで食らいつく執念を持ち、試合に入り込んで、熱くなってほしい。そうすれば楽しさを味わってプレーができる。

=おわり

 

 【くましろ・まさと】1989年久万高原町出身。久万中から今治西高に進みエースとして甲子園に春夏計3度出場。社会人野球の日産自動車、王子製紙を経て2010年10月、プロ野球ドラフト会議で西武から6位指名を受け、外野手として入団した。27歳。

 

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