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愛媛MP・四国ILの2016

<中>課題は集客 応援隊 若者にアピール

2016年12月28日(水)(愛媛新聞)

今季結成した「Mandarin Loves」のメンバー。来季は、さらに情報発信を強化する=9月11日、坊っちゃんスタジアム

今季結成した「Mandarin Loves」のメンバー。来季は、さらに情報発信を強化する=9月11日、坊っちゃんスタジアム

 今季、四国アイランドリーグplus(IL)は初めて、巨人3軍との交流戦の日程を組んだ。人気球団との対戦の機会に、四国の野球ファンは大勢球場に足を運んだ。愛媛マンダリンパイレーツ(MP)はこの対戦カードが今季の最多動員。4月9日、ホーム開幕戦とも重なり、2688人が来場した。試合も愛媛MPがサヨナラ勝ちし、大盛り上がりだった。

 前年の優勝の余波もあり快調な船出を切ったかに思えたが、その後の客足は減少の一途。ホームゲーム平均観客数は740人、前年比でおよそ140人減だった。過密日程だったため、最も集客が見込める坊っちゃんスタジアム開催ゲームでの告知に苦慮したことが課題として残った。

 それでも、新規ファンの獲得に向け一歩歩みを進めた。球団は、松山市の女子大学生3人で構成する応援隊「Mandarin Loves」を結成。球場内外の広報活動で若者層へ働きかけた。9月11日の坊っちゃんスタジアムでのナイターは、ボランティアを含めた学生に試合の全運営を任せるイベントを実施。学生の友人らが詰めかけたスタンドからは元気な声援がこだました。

 「彼女たちのコミュニティーで、関心を得られた部分は大いにある」と球団職員。継続的に大人数を巻き込む動きにはつながらなかったが、来季には新たなメンバーを加え、情報発信の強化を目指している。

 集客面以上に球団が来季の最大のテーマに掲げるのが、選手のNPB(日本野球機構)球団入りだ。ドラフト指名は2011年が最後。首脳陣は今季、優勝争いの最中も、勝利のためだけでない、選手の起用法を熟考する日々を過ごした。

 「育成元年」として若返ったチームでスタートを切ったにもかかわらず、リーグ総合優勝の結果を残し、ドラフト会議前には3選手にNPB球団から調査書が届き、期待に胸が膨らんだ。しかし、今年も選手の名が呼ばれることはなかった。来季から古巣オリックスで指導者となる弓岡監督も「唯一の心残り」と残念がった。

 球団は、集客とドラフト指名の課題に、「これまで以上に汗流して、泥くさく動かないといけない」と向き合う。チーム発足12年を経過し、県民の認知度は上がり、リーグはNPB入りを目指す選手の進路の選択肢の一つにもなってきた。いつまでも「過渡期」とは言っていられない、結果が求められる来シーズン。フロントは奔走を続ける。

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