ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2018
1114日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

愛顔につなげ岩手大会 全国障害者大会の注目選手

<3>陸上 児玉裕喜子(56)松山市

2016年10月18日(火)(愛媛新聞)

岩手大会に向け、仕事終わりにトレーニングを積む児玉裕喜子=12日、愛媛大山越グラウンド

岩手大会に向け、仕事終わりにトレーニングを積む児玉裕喜子=12日、愛媛大山越グラウンド

 昨年、全国障害者スポーツ大会和歌山大会の聴覚障害者等女子2部で100メートル2位、1500メートルで頂点に立った児玉裕喜子(56)=松山市。初の全国舞台で好成績を残し、岩手大会でも同種目で2冠を目指す。

 生まれながらの難聴だが幼少期から走るのが大好きで、通っていたろう学校では、運動会のかけっこでいつも1番を取っていた。しかし、周囲の声が聞きとれず「何を言われているか分からない」と不安を抱き、月日がたつにつれ、家にとじこもりがちになった。行動範囲が狭まり、体を動かすこともなくなっていた。

 しかし、約20年前、手話サークルのキャンプでのちに夫となる浩仁さん(47)と出会って、人生は変わった。サイクリングやトライアスロンなど多趣味な浩仁さんと一緒に過ごすことで外出を心から楽しめるようになり、得意のパソコンの能力を生かして愛媛銀行へ就職し、子どもも授かった。

 衰え知らずのママさんランナーは、仕事終わりのトレーニングが日課だ。走るたびに自己記録を更新。「生活に張り合いがあって、とても充実している」と笑顔を浮かべる。岩手大会の目標は100メートルは17秒台、1500メートルは7分台。「周囲に不可能はないと伝えたい」と本番を待ち望んでいる。

 

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。