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愛顔につなげ岩手大会 全国障害者大会の注目選手

<1>陸上 矢野繁樹(40)松山盲学校教

2016年10月16日(日)(愛媛新聞)

岩手大会に向けトラックでの練習に取り組む矢野繁樹=県総合運動公園補助競技場

岩手大会に向けトラックでの練習に取り組む矢野繁樹=県総合運動公園補助競技場

 シドニーのメダリストが帰ってきた。矢野繁樹(40)=松山盲学校教=はパラリンピックに3大会連続出場し、2000年シドニー大会400メートルリレーのアンカーとして銀メダルに輝いた経歴の持ち主。今春、約10年ぶりに競技に本格復帰し、岩手大会ではゴール地点で鳴るメガホンの音に向かって走る50メートル走で大会記録超えの6秒台を目指す。

 松山市出身。小学4年生ごろに視野が狭くなる網膜色素変性症と診断された。1歳上で同じ病気のある兄陽輔さんを追って小学5年から陸上を始め、1996年アトランタ大会には兄弟で出場。「兄と日本記録をつくり合った」と懐かしむ。

 2004年アテネ大会前は、東京の強豪クラブに所属し仕事上がりに練習漬けの日々。28歳で「完全燃焼した」と思えたため引退し、後には母校で教師になる道を選んだ。

 復帰のきっかけは全国障害者スポーツ大会の地元開催を控え、今春、県内に障害者陸上のクラブチーム「愛アスリートクラブ」ができたこと。長いブランクを経てためらいもあったが「走ってみて決めよう」と出た5月の県障がい者スポーツ大会で50メートル6秒9をマークし、心を決めた。

 競技にはとにかく研究熱心。毎朝職場まで歩いて通勤する際にタイムを計り、よりスピーディーで無駄のない体の使い方を追求している。「好きでやっているから努力ではない」とけろりと笑う。

 来年の愛媛大会の目標に定めた「100メートル走で大会記録」のため「岩手は復活のためのステップになる」と確信している。

 

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