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国体世代 夢へ輝け 愛媛大会まで2年

(2)自転車/陸上女子走り幅跳び

2015年1月3日(土)(愛媛新聞)

自転車をローラーに乗せてウォームアップする塩崎隼秀=瀬戸風バンク

自転車をローラーに乗せてウォームアップする塩崎隼秀=瀬戸風バンク

自転車をローラーに乗せてウォームアップする塩崎隼秀=瀬戸風バンク

自転車をローラーに乗せてウォームアップする塩崎隼秀=瀬戸風バンク

 【自転車 塩崎隼秀(14)=西条南中2年 「強くなる」 練習没頭】

 2014年12月、県自転車連盟のオムニアム記録会。元競輪選手や高校生とともに瀬戸風バンク(松山市市坪西町)で、周囲から「いけ、塩崎」の声を背に必死でゴールを目指す。

 県連盟のジュニアクラブに所属し、愛媛国体に向けて競技関係者の期待は大きい。14年8月の大会では「力を出し切れた」と15歳以下の種目で全国初優勝を果たした。指導する槙野洋介さん(38)は「得意なトラック種目で結果が出て自信になったはず。黙々と練習する塩崎君は、みんなの目標になっている」。

 自転車好きだった父陽一さん(47)の影響で神戸小3年生で競技を始めたが、3年間は全国大会で、なかなか結果が出なかった。

 石の上にも三年―。「真面目に練習を続け」(陽一さん)、6年生で全国ジュニアのロードレースで初入賞。ただ、2位の成績に「今までで一番悔しかった」と振り返る。当時、一緒に練習していた同級生の優勝に闘争心を燃やす負けず嫌いだ。

 この大会以降、全国で一目置かれるようになった。年齢に応じた軽いギアでも、大人の選手に食らいつく精神、瞬発力が持ち味。槙野さんは「ギアの重さに合わせ、体をつくれば、もっと強くなる」と期待する。

 「強くなるためにこなす」練習量は群を抜く。中学生からは1カ月で計3500キロ。平日の練習はローラー台を使い、学校に行くまでに約20キロ、帰宅後は60キロ以上をこぎ、合間には筋力トレーニングなどもこなす。週末は、陽一さんと山道など約160キロを走る。県内一般の高校生の練習量を上回るが、毎月決まった量をしっかり達成し続ける。

 今はまだ、大人と肩を並べ、力の差、勝負の厳しさを学ぶ途中。ただ「(自転車を)始めたころよりは、強くなったと思う」と手応えを感じつつ「苦手な部分をもっと練習し、愛媛国体も優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。

 【しおざき・はやひで】 00年西条市生まれ。神戸小6年で全国ジュニア自転車競技大会準優勝。14年のJOCジュニアオリンピックカップ男子U―15(15歳以下)3キロ個人追い抜きで初優勝、同1キロタイムトライアル2位。

 

走り幅跳びの助走練習をする河添千秋=宇和島丸山公園陸上競技場

走り幅跳びの助走練習をする河添千秋=宇和島丸山公園陸上競技場

走り幅跳びの助走練習をする河添千秋=宇和島丸山公園陸上競技場

走り幅跳びの助走練習をする河添千秋=宇和島丸山公園陸上競技場

【陸上女子走り幅跳び 河添千秋(14)=宇和島南中教校2年 パワー抜群 誓う飛躍】

 中学年代から陸上に専念してわずか7カ月。2013年10月末のジュニアオリンピック大会女子C(1年)走り幅跳びで5メートル45を出し、全国大会初優勝を果たした。同大会での県勢優勝は9年ぶり。2年生となった14年も同大会で3位に入り、関係者から大きな期待を寄せられている。

 身長153センチと小柄な体格を補って余りある強みが基礎体力の高さ。冬季など長期の休みの間は特別に2年生で唯一、高校生に当たる4年生以上の選手に交じって練習するほどだ。スポーツテストでも学年女子総合トップ。100メートルの自己記録12秒45も、今すぐに高校生の中に入ってもインターハイに出場できるレベルにある。

 特に、腹筋や背筋など瞬発力の源となる体幹の強さが群を抜いており、4年生以上を指導している本倉保監督(49)は「授業でやる柔道も相当強い。バランスを崩さず、うちのチームでは一番」と感心している。

 バスケットボールをしていた好藤小5年時から陸上の県大会で優勝し、「活躍できるのがうれしかった」と転向を決意した河添。幼少期から、5学年上で野球をしていた兄と2学年上で陸上をする姉と一緒に、体を動かして遊ぶのが大好きだった。

 父も自宅に鉄棒を手作りしてくれたり、綱渡りの遊び場を作ってくれたりと温かく応援してくれた。姉若奈さん(16)は「綱渡りを簡単に成功させるなど、すごいと思うことがよくあった」と振り返る。スポーツ好きの家族と過ごした日々が強さの原点だ。

 現在は中学年代のチーム内で最高学年となり、練習メニューに先頭で取り組むなど「1年生のためになるように」と引っ張っている。川野星子顧問(34)は「おごらず、高い目標を持って見本となる選手になってほしい」と見守る。

 体力強化と滑らかに加速する助走を身につけることが課題。「全国中学校大会で優勝して愛媛国体でも活躍したい。礼儀正しく、どんな時も強い選手になる」と目標を掲げた。

 【かわぞえ・ちあき】 00年鬼北町生まれ。好藤小6年時に全国小学生交流大会で4メートル28を出し19位。14年の全国中学校体育大会で5メートル55を跳び、2年生以下の選手で唯一の入賞となる6位に入った。自己記録は5メートル63。

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