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愛顔の主役たち・愛媛国体・有力選手紹介

<5>ライフル射撃 篠浦玲子(20)

2016年4月28日(木)(愛媛新聞)

空気銃を構え、鋭いまなざしで的を狙う篠浦=内子町城の台公園特設ライフル射撃場

空気銃を構え、鋭いまなざしで的を狙う篠浦=内子町城の台公園特設ライフル射撃場

 「射撃を始めたときからずっと、愛媛国体は意識している」。ライフル射撃で過去3度の国体入賞を経験した篠浦玲子(20)が、地元開催の大舞台に照準を合わせて研さんを積んでいる。

 伊予農高1年の春、たまたま体験した射撃に魅せられ、篠浦の人生は大きく変わった。中学時代は茶道部。「人見知りで、人前で何かするなんてできない」内気な性格だった。高校入学時は「国体の存在も知らなかった」と明かす。

 しかし、わずか半年後の山口国体で4位入賞。周囲の競技関係者から「もっと伸びる」と期待され、国際試合にも出場するなど経験と実績を積んだ。3年時の東京国体では県勢初優勝の快挙を達成。まさに「シンデレラガール」だった。

 ただ、篠浦が忘れられないのは、優勝した東京国体ではなく、1点差で決勝進出を逃した翌年の長崎国体の記憶。「365点という点数もはっきり覚えている。めちゃくちゃ悔しくて、苦い思い出。甘くみていたらだめだ」と痛感、競技に対する意識が変わった。

 構えてから引き金を引くまでの動作が速く、思い切りの良さが持ち味。成年種目になり、それまでのビームライフルから空気銃に変わって実弾が出る分、反動でぶれやすくなる。そのため体幹や腕力を鍛え、「まだ強くなれると思うから、練習するのが楽しい」と貪欲にレベルアップを求める。大会や練習会で気になる人がいれば元五輪選手にも教えを請う積極性も身に付いた。「成長できたのは射撃のおかげ」と笑う。

 松山東雲短大在学中の2年間は、県内に練習場がなく、月に何度か高知県まで足を運ばなければならなかった。今春、愛媛国体に向けて開催地の内子町と伊予農高に待望の射撃場が完成、練習環境が整う。

 4月から県のスポーツ専門員として母校で後輩の指導をしながら、自身の腕も磨く。競技を始めた時から付けている射撃ノートには、赤色のペンで「愛媛国体で優勝する!」と書いた。来年に迫った地元国体でシンデレラストーリーを完成させるつもりだ。

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